高級寝具「カシミヤ毛布」の手入れ方法と注意点!毛玉ができたときは?

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カシミヤ毛布とは

カシミヤ毛布とは、カシミヤヤギというヤギの毛を素材として織られた毛織物のことです。また、カシミヤヤギからとられた毛のことを一般にカシミヤと呼びます。
様々な獣毛の中でも希少価値が高く、高級品として扱われるカシミヤですが、寝具や衣類の素材としての使用感や機能性においても非常に優れており、通常、カシミヤを素材とした製品の多くは他の繊維製品などと比べ高価なものになっています。
おもにウール(羊毛)などと共通した使用感や機能性を持つカシミヤですが、ウールと比べると、毛の一本一本が細く、独特の艶やかさを持つという特徴があります。

カシミヤ毛布のメリット

保温性に優れている

カシミヤ毛布の大きなメリットとなるのが、保温性の高さです。カシミヤ毛布の素材となるカシミヤはその繊維がウールと同じように「クリンプ」と言われる独特の縮れをもっており、この縮れが生地の中に多くの空気を含み、抱え込むことによって高い保温性が得られているのです。

吸湿・発散性に富んでいる

天然素材あるカシミヤの繊維には、その組織の表面が呼吸をするように汗などの水分を吸収し、蒸気として発散させることによる、吸湿・発散作用があります。
ただ、保温性に優れるだけでは汗などでベタつきを感じやすくなってしまいますが、このような吸湿・発散効果があることで、素晴らしい使用感が得られているのです。

ふんわり上質な使い心地

また、カシミヤの繊維は、弾力性にも優れており、そのしなやかな触り心地も相まって、非常にふんわりとした使い心地をしています。特に、カシミヤを100%使用したカシミヤ毛布の中でも、毛が細長く品質が良いものは、合成繊維の素材では得られないような上品で自然な滑らかさを持ちます。

カシミヤ毛布のデメリット

毛玉が発生しやすい

ウールなどと同様の猛毛であるカシミヤの繊維の表面には、人間の髪の毛などにも見られるようなキューティクルの構造(スケール)があります。
人間の髪の毛の場合はお手入れが不足するとパサつきや枝毛が出てしまいますが、より細く、クリンプがあるカシミヤの繊維は、反り返ったスケールが摩擦などで絡み合うことで毛玉が発生してしまいます。

家庭で洗濯しずらい

カシミヤは水の影響を受けやすく、家庭などで洗濯をする際、摩擦やもみの力が加わると、繊維がフェルト化してしまうことがあります。毛布の種類によっては洗濯が可能なものもあるかもしれませんが、基本的にはクリーニング屋さんに持って行き、ドライクリーニングなどをされるほうが無難でしょう。

お手入れについて

毛布は衣類などとは違い、家の中で使うものなので、あまり入念にお手入れをするという方は少ないかもしれません。しかしながら、日常的に使うものであることを考えれば、良質なカシミヤ毛布の使い心地を保ち、より長く使うためにもお手入れをしたいところです。
カシミヤ毛布のお手入れのポイントは、「毛玉」や「ほこり」などをこまめに取り除くことです。繊維に絡まった毛玉の場合は手で、小さなほこりなどはブラッシングによって取り除きましょう 。
ブラッシングの仕方としては、生地の毛並みにそって、素早くこすったり力を入れすぎないように優しくします。
また、「シミ」ができてしまった場合は、薄めた洗剤をタオルにつけシミの部分を拭いた後、ほんの少しの水をつけたタオルで、生地に付着した洗剤を拭き取ります。(このとき、タオルに水分を含ませ過ぎないように注意しましょう。)最後に、乾いたタオルで優しく水分を拭き取ります。

まとめ

冒頭でも述べたとおりカシミヤは、ウールと共通した特徴を持っており、基本的なメリットにおいても重なるところが多々あります。
しかしながら、例えば同類の製品を作った場合、カシミヤを素材としたものの方がウールを素材としたものに比べ、「保温性」や「軽量性」において大きく優れるという傾向があります。
これは、ウールに比べカシミヤの毛が細く、またそのことによって繊維のなかにより多くの空気を取り込むことができるからです。
また、これは他の天然素材を使った製品にも言えることですが、カシミヤ毛布の価格や品質はカシミヤ100%のものと、混紡のものでは異なってきますし、カシミヤの毛の等級や、織り方によっても異なります。
もし製品の品質に関して不安であれば、実際に手にとってみるか、品質基準を満たした製品にのみ付与されているウールマークなどを参考基準にされてみるのも良いかもしれません。

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