質のよい睡眠をとるために重要な深部体温とは

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深部体温とは

人間の体温は1つでは無く、大きく分けて表面の体温と内部の体温の2つに分かれています、体の内部の温度を【深部体温】(核心温度)と呼びます。
体の表面は気温等の環境によって温度が変化しますが、体内の深部体温は気温等の環境が変化しても温度があまり変わらず一定の温度を保っています。
この深部体温の変化が眠りに入るために必要な要素となります。

体温調節機能

動物の体温調節の仕組みは大きく分けて2種類に分けられます、1つは環境変化に寄らず殆ど体温に変化が無い「恒温動物」があります、この動物は人間を含む哺乳類と鳥類がこの分類になります。
恒温動物である人間はどのようにして体温調節を行っているか、まず体が熱を発生する方法は食べ物を体内で分解することにより熱が発生します、その熱が血管を伝わり全身に熱を伝えます。
体温はある一定の範囲を超えると高くても低くても身体に悪影響となります、その為体温が上がり過ぎた場合は汗が出て体温が下がります、また体温が低くなった場合は体内の脂肪を燃焼させて体温を上げようとします。
もう1つは環境変化を受けて体温が変化する「変温動物」です、こちらは爬虫類・両生類・魚類がこの分類になります。
変温動物は自分の体内で十分な熱を作ることができません、そのため気温の上下や太陽の光や雨等の環境変化によって体温が変化します。

脳から発生する体温調節

体の温度はどこが調整しているのでしょうか、暑さ寒さを感じているのは体の表面ですが実際に「体を温めよう」「体を冷やそう」と指令を出しているのは脳にある「視床下部」という部分です、この場所が体の神経から温度を感知し体温の変化をコントロールしています。
また視床下部の一部に「視交叉上核」があります、これは体内リズムを調整している場所となります、その体内リズムに合わせて一日の体温リズムを調整しています。

睡眠と深部体温の関係

人の深部温度は日中活動する時間帯に高くなり夜眠る時間には低くなります。
体が睡眠に入るためには深部体温を下げることが必要となります、深部温度が下がり始めると人は眠気を感じ始め眠りに入ることが出来ます。
この時に深部体温があまり低下していないと眠りに入れなかったり浅い眠りになってしまったりと良い睡眠が取れなくなってしまうことがあります、人は深部体温が低下し体の代謝が低くなることで脳が休む状態となります。
睡眠前の体の変化として手足が一時的に暖かくなります、これは手足から熱を発散させて体内の深部体温を下げるという調整をしています。
深部体温がなかなか下がらない場合に深部体温を下がりやすい状態にする方法があります。
手足を少し温めることで熱の発散を促進し深部体温を下げる効果があります、またお風呂に入る場合は寝る直前にお風呂に入ると体が温まりすぎるので眠れなくなります、就寝の1時間前までにはお風呂から上がりましょう。
反対に冬場で暖房をあまり高温で使用していると深部温度低下の妨げになってしまいますので睡眠前には温度を少し下げると良いでしょう。

まとめ

人は自分で熱を作ることができます、また脳からの指令によって体温を調節しています。
深部体温は体の機能を守るために温度変化が少なく保たれていますが深部体温の大きな変化は体調変化にとても影響します、睡眠前に深部体温が下がらないと脳も体も眠りに入れません。
人の体に体温調節機能があると言っても完全な調整はできません、外気温が寒ければ体温が下がり暑ければ体温が上昇し体の機能に異常を起こします、それを防ぐために人は衣服を着用し冷暖房機器を使用して体温変化を防ぐことができます。
但し暖房器具などの使用は注意しないと体の持っている体温調節機能を妨げてしまうので使いすぎには注意が必要です。
深部体温は脳で調整されていますが自ら調整を促すこともできます、自分に合った調整をして良い睡眠をとりましょう。

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