睡眠障害検査で行われるポリソムノグラフィとは?

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ポリソムノグラフィとは

ポリソムノグラフィとは睡眠障害を診断するための検査方法です、日本では「睡眠ポリグラフ検査」と呼ばれています。
睡眠時における体の状態を測定することで眠りに入る時間や眠りの状態や睡眠時の体の状態を記録することができます、睡眠時にどのような症状が発生しているのか分かるので睡眠障害の状態が分かります。

ポリソムノグラフィの内容

ポリソムノグラフィでは睡眠時の脳波・呼吸の状態・両手両足の運動・眼球運動・心電図・血中酸素飽和度・その他体の動き等を計測します。
これらはポリソムノグラフィで全て計測されるとは限りません、症状に合わせて必要な項目の計測を行います。

ポリソムノグラフィでわかること

ポリソムノグラフィの検査項目ごとにわかることは下記の様な内容です。

脳波

脳で発生している電気現象を記録します、これにより覚醒から睡眠に入るまでの時間である入眠潜時や睡眠の状態がノンレム睡眠なのかレム睡眠の状態なのかなどが分かります。
入眠潜時は寝つきの良し悪しを判断する材料となります、一般的に入眠千時が10分以内である場合は寝つきが良いとされています、入眠潜時が30分以上かかる場合は寝つきが悪いとされます。
ノンレム睡眠レム睡眠の状態から正常な眠りであるかの判断ができます、ノンレム睡眠レム睡眠が異常な状態である場合は何らかの睡眠障害が発生していると判断できます、異常が出ている時にノンレム睡眠時なのかレム睡眠時なのかによってどの様な睡眠障害であるかを判断する材料になります。

呼吸の状態

口・鼻それぞれの呼吸状態を記録します、睡眠時に無呼吸の状態が確認された場合は睡眠時無呼吸症候群の疑いがあります。

両手両足の運動

睡眠時に体が動くことがありますがその動きを記録します、これによりミクローヌス症候群(周期性四肢運動障害)の発症が確認できます。

眼球運動

睡眠時における眼球の動きを記録します、睡眠時の眼球運動はレム睡眠時に発生します、これによりレム睡眠に入っているか判別する材料となります。

心電図

心拍数の変化や不整脈の有無を記録します。

血中酸素飽和度

睡眠中の血中酸素飽和度を測定することで低酸素血症の状態を確認します、睡眠時に無呼吸の状態が発生することで低酸素血症の状態となります。

その他体の動き

寝返りなども含め体の動きを記録します、必要に応じてビデオ撮影を行うことがあります。
これはレム睡眠行動障害や夢遊病の診断材料となります。

上記の検査内容によってさまざまな睡眠障害を判断する材料となります、睡眠障害は判断が難しい症状もありますのでポリソムノグラフィは重要な検査となります。

まとめ

睡眠障害は自分で自覚している症状だけでなく一緒に生活している家族がいればその家族が認識している内容等もあります。
しかし睡眠障害の症状が発生しているのは当然のことながら夜が多いです、そのため家族も寝ているので状態をすべて把握していることは少ないと言えます。
睡眠障害は同じ睡眠時の症状でも発生するタイミングによって種類が変わってきます、間違った診断では治療方法も間違った方法になってしまいます。
そのため睡眠時の状態をしっかり記録できる検査であるポリソムノグラフィが必要となります、この検査により睡眠時に起こっている脳や体の動き・変化を正確に記録することができるので正確な睡眠障害の診断ができます。
現在睡眠障害の診断を行うにはポリソムノグラフィはとても重要な検査であると言えます。

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