睡眠相後退症候群の薬以外での治療法は?

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睡眠相後退症候群とは

寝ようとしても眠ることが出来ず気が付けば日付も変わってしまっている、また朝方にならないと睡眠に入れないそして起きるのは昼近くになってしまうという状態を【睡眠相後退症候群】と言います。
これは睡眠障害の中でも概日リズム睡眠障害と呼ばれる種類の一つです。

睡眠相後退症候群の症状

睡眠相後退症候群は睡眠時間帯が通常の人より遅い時間へ後退してしまいます、睡眠に入る時間は個人差がありますが多くの方は夜10時から夜中の2時位までに睡眠に入ります、しかし睡眠相後退症候群を発症している場合に睡眠に入るのは夜中の3時から6時位になります。
この状態で朝起きなければならない生活をされている場合は起きること自体が非常に困難な状態になります。
症状が出ている状態でも一度寝てしまえば睡眠時間は通常の人と変わらない時間の睡眠を取るので自然に眠れば起きるのは昼近くの時間になります、またその後は自分が眠いと感じる時間帯までは眠気を感じることはありません、睡眠相後退症候群は眠る時間帯が遅くなるだけで自分の生活において許されるのであれば睡眠量はしっかり取ることができます。
睡眠相後退症候群が発症していて朝起きる生活を続けなければならない場合は休みの日以外は全て寝不足状態で過ごすこととなります、強い眠気を感じるだけでなく倦怠感や疲労感また頭痛や吐き気等の症状が発生することがあります。
これらの症状が発生するため日中早い時間では活発に活動することができなくなります、夕方から夜にかけては活発的になる方もいます。

睡眠相後退症候群の原因

睡眠相後退症候群は夜中まで起きている状態を続けることで睡眠リズムが崩れ症状を発症してしまう睡眠障害です。
日本で行われた有症率の調査では日本の成人で0.15%となっています、思春期の有症率が高く0.7%という調査が出ています、これは思春期では夜遅くまで起きている生活習慣が続いてしまう傾向があるということの様です。

睡眠相後退症候群の診断

睡眠相後退症候群は誤診されることが多いです、よく間違えられるのは他の睡眠障害やうつ病また精神病等と診断されることがあります、誤診により正しい治療が出来ないだけでなく不必要な薬を使用してしまうことから副作用が発生する危険があります。
診断を受ける場合は睡眠の専門医に診断を受けることが誤診を回避するために必要です、できれば睡眠について詳しいとされている医師を訪ねると良いです。

睡眠相後退症候群の治療

治療にはいくつかの方法が選択されています。
「光治療」という治療方法があります、光治療では朝30分から90分の間10,000ルクスの光を浴びる治療です、朝に強い光を浴びることにより体内リズムが調整され睡眠時間が通常に戻るとされています。
「時間療法」という治療方法は入眠時間を毎日数時間ずつ遅らせる方法です、これを数日行うことで希望の睡眠時間に合わせる方法です。
「薬」を使用する方法ではいくつか有効だとされている薬を服用し症状の改善を行います。
上記の様にいくつかの方法がありますが完全に治療することは難しいとされています、治療により望ましい睡眠時間を継続することができたらその状態を維持し続けることが重要となります。
一度睡眠相後退症候群が発症するとその後睡眠時間が戻ってもちょっとした夜更かしをすることで再度発症してしまう危険が高いからです。
治療は症状を直すというよりは症状が出ないように状態を維持すると考えた方が良いです。

まとめ

睡眠相後退症候群は夜型の生活をしている人の全てが発症する症状ではありませんが、夜型の生活が発症原因となります。
また睡眠相後退症候群は未だ一般的に認知度が低いため発症していても気づかれないし自分も気が付かないことが多いので単にちょっと生活が乱れたと考えがちになってしまいます、そのため長期に渡り睡眠不足の状態が続いてしまいます、それにより日常生活に支障が発生することや危険が生じることもあります。
一度発症してしまうとその後睡眠には継続して悩むこととなってしまいます、一度治療しても再発する危険が常につきまといます、睡眠相後退症候群が発症しない様にするにはあまり夜更かしをせずにしっかり睡眠をとることが大切です。

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