混綿布団を選ぶメリットとデメリット

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混綿とは、主に混綿機などによって、二種類以上の綿花を混合することを言います。
ただし、より広い意味では、混合する素材に天然の綿花ではなく、ポリエステルなどの合繊綿や、その他の化繊綿、または羊毛を用いる場合でも、同じように混綿と言われる場合もあります。
また、混綿素材を用いた敷き布団や掛け布団のことを混綿布団などと言うこともあります。

コットンにはそれぞれ個性がある

綿花(コットン)は、主に吸湿・発散性、保温性、またクッション性の良さから寝具の生地や中材として昔から多く用いられているものですが、その使い心地や機能性は、品種や生産地、加工の仕方によっても大きく異なってくるものです。
例えば、現在、世界的にもっとも広く用いられているものには、アプランド綿と言われる中繊維(中間的な長さの繊維)のコットンがありますが、アプランド綿と、スーピマ綿と言われる長繊維のコットンを比較すると、その使用感、機能性はかなり違ったものになってきます。
もちろん、アプランド綿やスーピマ綿などの他にも非常にたくさんの品種のコットンがあり、さらに、同じ品種のものでも栽培環境や採取後の加工の仕方で「コットンの個性はそれぞれ違ってくる」のです。

混綿を行なう理由

混綿を行なうにはいくつかの理由がありますが、その主なものとしては、二種類以上のコットンを混ぜ合わせることで、それぞれの「コットンの個性を活かす」ということが言えます。
これは別の言い方をするならば、お互いのコットンの良さを引き立てつつ、デメリットをカバーするということで、例えば、より吸湿性に優れるコットンと、肌触りの良いコットンを合わせるというような方法があります。
また、コットンは布団の中綿として使用したときに、重くなりやすかったり、ヘタリ易くなるというデメリットがありますが、軽量性や耐久性を持たせるという目的で、ポリエステルやポリウレタンを混綿に用いることもあります。
混綿を行なう理由としては、以上のようなもの以外にも、質の高いコットンと、価格の安いコットンを用いることで、「ある程度コストを抑えつつも、品質の良い寝具をつくる」ということもあります。
もちろん、高級なコットンなどは混綿を行なわなくても良いものもありますが、やはり価格が高くなってしまうというのと、多少安価なコットンでも使用感や機能性に優れているものも多くあり、必ずしも安価なコットンを使うことが品質の低下に繋がるわけでもありません。
また、高級なコットンを混綿に用いることで、製品にブランド性を与えるといったことも出来るでしょう。

まとめ

一口にコットンと言ってもその種類は実に様々なもので、その使い心地なども、種類によって異なってきます。混綿は、それぞれのコットンの個性を活かしたりたり、コストを抑えつつも品質の良い寝具をつくるために有用なものです。
また、それぞれの素材の良さを活かすことができる混綿の方法は、コットン以外にも用いられるもので、例えば羊毛とポリエステルなどの合成繊維を混ぜ合わせたりするような場合にも用いられます。
特にポリエステルはコットン以外の素材で混綿を行なう際に非常に良く使われるものですが、ポリエステルの量によっては、軽量性や耐久性は良くなるものの、コットンなどの素材の良さが充分に活かされなくなっている場合もあるので注意が必要です。
混綿率や混綿に使われている素材に関しては、一般的には寝具に表記されていますので、もし混綿素材を使用した寝具の購入を検討されている方は、そちらの方を確認されることをおすすめ致します。

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