旅先で眠れない第一夜効果を起こす人と起こさない人の違い

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第一夜効果とは

普段の環境とは違う環境で眠る際になかなか眠りに入れない、眠れない等の場合に及ぼす影響のことを【第一夜効果】と呼びます。
医療では睡眠時の状態を検査する睡眠ポリグラフ検査時になれない環境で寝ることによる患者への影響をいいます、一夜目に多く現れますが二日目からはあまり現れなくなります。

第一夜効果が起きる理由

普段寝ている寝室には当たり前のことですが部屋や寝具や周囲の環境に慣れているのでいつもと変わらない状態で睡眠を取ることが出来ます。
しかし、何らかの理由によりいつもと違う環境で睡眠を取る必要があると環境が変化することでなかなか寝つきが悪くなることや眠りが浅くなることが発生します、これが【第一夜効果】と呼ばれる現象です。
環境が変わると眠れないことは多くの方が経験されていると思います、場所の変化や寝具の変化によって眠れないと思われていますが理由はそれだけではなかったのです。
人は慣れている場所で寝る場合はそこが安心できる場所であると理解しています、そのため特に不安を感じること無く睡眠に入れますが、初めての場所になると人は本能として脳が警戒態勢に入ります。
人間以外の動物では常に警戒態勢をとっていて何かあるとすぐ目覚めて動けるように浅い睡眠しかとらない動物がいます、またイルカやクジラやニワトリ等は脳の半分を眠らせもう半分で起きているという状態で睡眠をとっている動物もいます。
人間はその動物と同じように初めての環境が安心できる所かわからないので脳が警戒態勢をとります、その状態で睡眠をとると人間の脳は半分浅い眠りの状態になります。
完全に脳が半分寝て半分覚醒している状態では無いのですが、脳全体からすると睡眠状態の脳と比べ半分の脳は浅い眠りの状態にあります。
この場合浅い眠りを示していたのは左脳であり、その際に物音や何か外部からの刺激が発生した場合は敏感に反応し目を覚まします。
これにより人間の脳にもイルカ等と同じように半分脳を休ませる機能に似たような機能が備わっているとされています。
研究では第一夜効果で眠りが浅くなるのは全て左脳だが、なぜ左脳の眠りが浅くなるのかは現時点では解明されていない。
初めての場所では人間の脳が本能的に警戒態勢に入る働きによって眠れない現象が起きていることになります、二日目以降はこの現象が起こることは少なくなります。

第一夜効果を起こさない人

第一夜効果が起こらない方もいます、それは普段から慣れない環境で睡眠を取ることが多い方です。
普段から変わった環境で寝ることが多いといえば出張が多い方や旅行等を多くされている方の場合には第一夜効果はあまり見られません、これは変わった環境で睡眠を取ること自体に脳が慣れているため脳が警戒態勢に入りにくいあるいは入らない様に適応したとされています。
慣れと言ってしまえば簡単なようですが、なぜこの様に脳が警戒態勢に入らなくなるのかはまだ解明されていません。

まとめ

慣れない環境で眠りに入れない・眠りが浅いことは脳が起こす警戒態勢による状態が一つの原因です、人間に残っている動物の本能と言ってしまえば眠れないのも仕方のないことと言えます。
現在ではまだ解明されていない第一夜効果ですが、このメカニズムが解明されればどこに行ってもしっかり眠れる方法が発見されるかもしれません。
しかし、現時点では眠れないで次の朝を迎えるのも辛いことです、この第一夜効果を軽減するには少しでも普段と同じ環境を作り出すことが必要です。
普段使用している寝具を持って行くことも有効です、あまり大きな物は無理なので枕であれば持って行くことも良いのではないでしょうか。

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