手足が勝手に動いて目が覚める?ミオクローヌス症候群の原因と治療法

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ミオクローヌス症候群とは

ミオクローヌスとは自分の意志ではなく突然発生する体の動きです。
夜間睡眠時に突然脚や手が動き睡眠が妨げられる現象が【ミオクローヌス症候群】といいます、「夜間ミオクローヌス症候群」や「睡眠時ミオクローヌス症候群」とも言われますがここでは合わせて「ミオクローヌス症候群」とします、また別名【周期性四肢運動障害】とも呼ばれます。
この動きは自分の意思で制御していないので突然体が動くことにより睡眠が妨げられてしまいます、そのため睡眠の質が低下し日中眠気を感じるなど不眠の原因となります。
日本では人口の1%~4%の方が発症しています、この症状は低い年齢から高年齢者にまで幅広く発症しますが比較的高齢の方に発症することが多く確認されています、60歳以上では30%以上の方に発症が見られています。

ミオクローヌス症候群の症状

症状としては睡眠時に突発的に体が動く現象が発生し周期的に繰り返されます、そのため目が覚めてしまうなど睡眠が浅くなり睡眠の質が落ちてしまいます。
この動きは瞬間的に少し動くだけでなく手足を大きく動かしてしまうこともあります、そのため近くに何か物が置いてあると危険な場合もありますので注意してください。
症状は睡眠時に起こるので自分の意思で体の動きを制御することはできません、また症状が起こっていること自体に本人が気づいていない場合もあります。
一緒に寝ている家族がいる場合は本人ではなく家族からの指摘で発覚することもあります。

ミオクローヌス症候群の原因

この症状については未だ不明な点も多く原因ははっきり解明されていませんがいくつかの関係性があることは認められています。
精神薬を服用しているもしくは中止したことにより発症することがあります、また鉄欠乏性貧血や腎機能障害を患っている方に発症が多いことが確認されています。
またこの症状は高齢者の発症が多く見られています、このことから高齢者が睡眠障害に陥る原因の一つとされています。

診断方法

ミオクローヌス症候群の診断方法は「終夜睡眠ポリグラフ検査」を行います、1時間に成人であれば15回以上子供であれば5回以上ミオクローヌス症候群の動きが記録されていることが必要となります、就寝時の状態を確認するために睡眠状態の録画映像なども診断に使用されます。
また症状によってしっかり眠れていないことや、眠れないことにより日中の活動に影響が出ていることでミオクローヌス症候群と診断されます。
診断には本人の自覚症状だけでなく、一緒に寝ている家族等の証言等も診断の参考になりますので、もし受診されるのでしたら状況を説明できるように整理しておくことをおすすめします。

治療方法

原因が解明されていないので現在根本的な治療方法が確立されていません。
現在治療として行われている方法として薬物療法で対処する方法がとられています。
使用される薬はパーキンソン病の治療薬や抗てんかん薬等が有効と考えられています。
また発症の原因と考えられている鉄欠乏性貧血や腎機能障害と診断されている方はその治療を行います。
その他にカフェインの摂取を控えたりすることも有効だとされています、カフェインの摂取が多いとミオクローヌス症候群の症状が出やすいとされています。

まとめ

ミオクローヌス症候群は自覚症状が無い場合もあるので実はミオクローヌス症候群が発症していたということも考えられます。
睡眠が妨げられることにより日中頭がすっきりしない・体がだるく感じる等自分の活動に支障があるだけでなく車を運転していれば事故にもつながれば他人を巻き込んでしまうこともあります。
一時的な症状でしたら問題有りませんが慢性的な睡眠不足は軽く考えず日中眠気が強く活動に支障が出ることが続く場合や家族から寝ている時に突然動く症状が頻繁にあるということが判明した場合は専門医への受診をおすすめします。

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