寝具にキルティング加工を施す理由

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キルティング加工とは、主に二枚の生地の間に中綿をはさみ、それを生地の裏表からマス目状や流線状に縫い合わせる加工のことを言います。

キルティング加工に使用される生地には様々なものがあり、中綿も用途などに応じて綿や羽毛、毛糸、化学フォームなど色々なものが使用されます。

主に、衣類や寝具、その他の生活用品、雑貨などに利用されることの多いキルティング加工ですが、寝具においては、掛け布団や敷布団、ブランケット、敷きパッドなどその用途の範囲は広く、不可欠な加工であると言えます。

キルティング加工の目的

寝具におけるキルティング加工の主な目的は、生地に厚みをつけることで寝具に保温効果やクッション性を持たせたり、布団などの中綿が側生地の中でずれたり、片寄ったりすることを防止するためです。

また、キルティング加工をする際は、使用する生地や中綿の素材、厚みを変えることによって、寝具の保温性や吸湿・発散性、または肌触りなどの使用感を調整することができます。

キルティングの仕方は様々

キルティング加工の基本的な方法は、中綿を二枚の生地ではさみ縫うというものですが、この場合、中綿の部分には山なりの厚みが出るものの、生地の縫合部分には谷が出来てしまい、生地全体の保温性が低下しやすくなるといった難点があります。

このようなキルティングの難点を解消するためには、いくつかの方法があります。

その方法の一つは、キルティングする生地の縫合部分にマチを入れるというものです。このようなキルティングの方法は、中綿の量や厚みに応じて、マチの幅を調整することができるため、生地の縫合部分と中綿の部分の高低差が少なくなり、保温性が低下しにくいといったメリットがあります。

また、このようなキルティングの方法を一般的に「立体キルティング」と呼んだりします。

この他にも、立体キルティングを二層構造することでより保温性を高めるものや、マチを斜めに入れることで、より生地の高低差を少なくするようなキルティング加工があります。

縫い方にもバリエーションが

キルティング加工は寝具だけではなく、衣類やバッグなどの服飾雑貨にも用いられるものですが、キルティングのパターンには様々なバリエーションがあり、その縫いのパターンによって製品にデザイン性を持たせることもできます。

また、寝具などでも肌に触れる部分では縫い方のパターンを変えることによって、その肌触りが微妙に異なってくるというのもキルティング加工の特徴であります。

まとめ

キルティング加工には縫合の方法によって寝具の使用感や機能性を調整できるという、大きなメリットがあります。

生地に保温性やクッション性をもたせる目的で用いられることの多いキルティング加工ですが、その縫いのパターンによっては、製品にデザイン性を与えることもできます。

また、布団と一緒に使う敷きパッドなどの場合、キルティングする生地の素材を裏表で変えることで、
肌触りの良さと通気性などを同時に持たせる事もできます。

以上のように、キルティング加工とは、様々な製品において、応用の幅が非常に広いものなの

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