寝ぼけてるのとは違います!レム睡眠行動障害の原因と対策と治療法

suimin

レム睡眠行動障害とは

人間は睡眠時にレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返しています、レム睡眠時に体は深く眠りに入っていますが脳は活動している状態を言います、また夢はこのレム睡眠時に見ることが多いとされています。
レム睡眠時に体は休んでいる状態なので夢を見ても動くことは無いのですが、レム睡眠行動障害は何らかの原因で夢に見たことに対して体が動いてしまう症状です。

レム睡眠行動障害の症状

レム睡眠行動障害の症状は夢の内容に伴った行動が実際の動きとして出ます。
症状の大きさにも違いがあります、寝言を発したり手足を動かす程度の動きから起き上がって歩き出したり、一緒に寝ている方へ暴行してしまうこともあります。
ポイントとなるのはレム睡眠行動障害の発生は夢を見ている時ということです、その発症する際の夢の内容は「悪い内容の夢」が多いです。
夢の中で何かに襲われていたり追いかけられていたりといった内容を夢で見ていて夢の中のことに対して抵抗している動きが出ている為、手足を動かしたり歩いたり暴力的な行動が現れます。
この様な行動を起こしている時に本人を起こすことは可能です、夢の内容も覚えているので行動と夢の内容を一致させることができます。
また発生頻度は通常1晩に1回ですが、症状によっては1晩に複数回の発生が見られることもあります。

レム睡眠行動障害の原因

現在原因として脳幹部に何らかの障害があることによる発症が考えられています、またレヴィー小体型認知症やパーキンソン病等も原因の1つとして考えられています。
また薬物の使用に伴う副作用によって誘発される場合や使用している薬物を離脱することで発症することもあります。
しかしレム睡眠行動障害の多くは突発性のものが多く発症原因は解明されていません。
発症は低年齢から高齢の方まで幅広く発症しますが。平均では50歳代が多く確認されています。
また男女比で比べると発症の約90%が男性となっています。

レム睡眠行動障害の治療方法と対応方法

治療は主に薬を使用した症状緩和が行われます、しかし現在レム睡眠行動障害を根本的に完治させる方法はありません、あくまで症状が発生しないように薬で調整することとなります。
治療に使われる薬は主に抗てんかん薬のクロナゼパムが使用されることが多いです、この薬を服用すると多くの方は症状が緩和されます。
また睡眠環境も見直しましょう、症状が出てもケガをしないように周囲の物を片づけることや一緒に寝ている方がいるのであれば症状が出ても安全なように寝る場所の距離を置くこと等を注意して下さい。
また症状が出た場合は夢から覚めさせることができますが無理に行動を止めると抵抗する動きからケガをする恐れがありますので無理な静止はせずにやさしく睡眠から起こすようにすると良いです。

笑い事では済まされなくなる前に

レム睡眠行動障害は誰か見ていれば症状が分かりますが、一人で生活している場合は自覚が無く発見が遅くなることがあります。
家族から寝ている時に動いていることや暴力的な行動等異常な行動があると指摘された場合や自分一人でも起きた時に手や足にケガをしている等の異常が発覚した場合は早めに専門医療機関への受診をおすすめします。
またレム睡眠行動障害の原因でもあるレヴィー小体型認知症やパーキンソン病が発症している可能性もあることから異常が感じられた場合は十分注意する必要があります。

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