夜中に目が覚める原因は睡眠相前進症候群かも

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睡眠相前進症候群とは

睡眠に入る時間が極端に早くなってしまい夜中に目が覚める症状を【睡眠相前進症候群】と呼ばれ睡眠障害の概日リズム障害の一つです。
本人の生活自体に支障がなければ問題ありませんが支障が発生するようであれば治療が必要となってきます。

睡眠相前進症候群の症状

睡眠相前進症候群は入眠時間が極端に早くなります、そのため目が覚める時間も早くなり深夜に起きることになります、その後まだ早いからと再度眠りに入ろうとしても眠れない状態となります。
症状が発症すると夜6時から8時に眠気を感じてそのまま寝てしまいます、その後深夜1時から3時位のかなり早い時間に目が覚めます。
睡眠量としては十分な睡眠時間を眠ることができます、睡眠に入る時間が早くなるだけで睡眠途中に起きてしまうということではありません。
日中の活動に特に支障が出ることはあまりありません、しかし夕方から夜にかけて眠気を強く感じます、夜まで活動することが必要な場合は強い眠気と闘わなければならないので非常に辛い状態となります。

睡眠相前進症候群の原因

睡眠相前進症候群の詳しい原因は現在解明されていません。
人間には体内時計(概日リズム)が機能しています、これが機能することで睡眠時間が調整されています。
体内時計は通常24時間より少し長い周期で動いています、毎日朝日を浴びる事で体内時計がリセットされ正常なリズムを刻みます。
しかし睡眠相前進症候群では体内時計が何らかの理由で正常に調整されないために発生すると考えられています。
また体内時計は加齢によって1日の周期が短くなります、体内時計が24時間未満になることで睡眠周期が早くなることも原因と考えられています。
発生する年齢層としては若年層には少なく40代から増えます、比較的高齢者に多く見られる症状です。
「睡眠相後退症候群」では若い思春期層に発症が多いことが確認されていますので反対の結果となっています。

睡眠相前進症候群の注意点

睡眠相前進症候群では極端な早寝早起き以外の症状は発生しません、そのため寝不足になることもないので日中活動において眠気が発生することはありません。
もし日中強い眠気を感じるようであれば睡眠相前進症候群以外の理由が隠れているかもしれません、日中に眠気を感じる症状はミクローヌス症候群やレム睡眠行動障害等が考えられます。

睡眠相前進症候群の治療

睡眠相前進症候群の治療には光治療が有効とされています、光治療の方法は人工的に作った10,000ルクスの光を夕方から夜にかけて浴びる事で体内のメラトニン分泌を抑制し睡眠時間を遅らせるという方法です。
また午前中にサングラス等を着用し太陽の光を目に入れないことでメラトニンの分泌時間のリセットを遅らせる方法も有効とされています。
人が眠たくなる時にはメラトニンという物質が分泌されます、このメラトニンが体を睡眠に適した状態へと促す作用があるのです。
朝太陽の光を浴びることで減少し体内時計がリセットされます、その後14時間から16時間後に分泌量が増え睡眠に適した状態になります。
午前中サングラスをすることで太陽光でのメラトニン分泌時間のリセットを遅らせます、さらに夕方強い光を浴びてメラトニンの分泌を抑制し睡眠時間を調整するという方法が有効とされています。

まとめ

睡眠相前進症候群は単純に早寝早起きとなるだけでは無く遅い時間まで起きていられない状態となります。
日常生活で特に支障が無ければ特に治療の必要性はありませんが、あまり早く寝ることが出来ない生活を送られているのでしたら治療が必要になります。
早く目が覚めてしまうことから「早期覚醒」と似ていると言えます、しかしこの場合はまた違う改善方法が必要となります。
いずれにしても朝早く目が覚めすぎてしまうことにより何らかの支障があるようでしたら専門の医療機関に受診してください。

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