固綿敷布団の寝心地とクッション性・耐久性

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固綿とは、ポリエステルや羊毛などに樹脂加工や熱加工を加え圧縮し、一定以上の硬度、密度を与えることによって作られた板状の綿素材のことです。
固綿は主に、敷布団の芯材として詰めものの間に挟むか、マットレスに近い厚手のものを一枚のまま側生地に包むことで使用されます。
また、厚手の固綿を使った敷布団のことを、固綿敷布団と呼ぶことがあります。

固綿を使った布団のメリット

固綿を用いる敷布団には主に、固綿を芯材として使用し多層構造をとるものと、高反発マットレスのように厚手の固綿をそのまま使用しているものがあります。
いずれの場合も、側生地の中に中綿を詰めることによって作られる一般的な敷布団とは違い、中材に密度や硬さがありコシが生まれるため、「クッション性」や「支持性」が向上するというメリットがあります。
また、クッション性や支持性に優れるという点や使用感が比較的に硬めになるという点から、固綿敷布団は高反発マットレスなどと比較される場合もあります。
両者を比較した場合、ウレタンをその素材とする高反発マットレスに対し、固綿敷布団は繊維素材を加工しているため通気性や吸湿・発散性の面で優れやすくなります。
さらに、一般的に中綿に木綿などを使用した敷布団は、長期間使用しているとヘタリが出てしまい、クッション性が低下してしまう傾向がありますが、固綿を芯材に用いた敷布団の場合はクッション性や使用感が低下しにくいという特徴があります。
このような意味で、固綿を使用した敷布団は、「耐久性」の綿でも優れた布団であると言うことも出来るでしょう。

固綿の素材について

固綿の素材には主に、ポリエステルや羊毛などがありますが、固綿敷布団の使い心地や機能性はそれぞれの素材によって異なってきます。以下は、ポリエステルと羊毛を素材としたときの主な特徴となります。

ポリエステル

羊毛に比べると軽量性や耐久性の面で優れます。基本的に、クッション性に関してはウレタン、吸湿性や保温性に関しては羊毛に劣りがちですが、固綿の素材としては最も一般的なもので、コストパフォーマンスにも優れます。

羊毛

通気性、吸湿・発散性が高く、保温性においても優れています。耐久性や軽量性などの面ではポリエステルに劣りますが、使用感などを優先されるのであれば、基本的には羊毛をお勧め致します。

まとめ

固綿を用いた敷布団は一般的な敷布団と比べ、コシがあり、優れたクッション性能を備えています。
また、以上のような特性から固綿を用いた敷布団は、中綿が柔らかく沈み込むことで寝返りをうった時などに窒息の恐れがある赤ちゃん用としても広く使用されています。
使い心地や機能性においてウレタン系のマットレスと比較されることも多い固綿敷布団ですが、固綿敷布団はあくまでポリエステルや羊毛などの「繊維素材」をシート状に圧縮したものとなります。
クッション性においてはウレタン系のマットレスの方が優れる傾向にありますが、吸湿・発散性においては繊維素材を使用する固綿敷布団の方が優れ、さらにそのことによって比較的、カビなどのアレルゲンが発生しにくいというメリットもあります。
固綿を使用した敷布団には、マットレスなどと比較される厚手の固綿を一枚で使用したものの他に、薄手の固綿を芯材として、通常の綿材で挟み込むことによって三層以上の構造になっているものもあります。
固綿を芯材とし層構造をとる敷布団も、やはり一般的な敷布団と比べるとコシがありますが、固綿を挟んでいる綿材の素材によってもその特性は変わってくるので注意が必要です。

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