化繊綿の布団のメリットとデメリット

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化繊綿(かせんわた)とは、化学繊維によって作られる綿のことです。

また、化学繊維の中でも一般に用いられることの多い、ポリエステルやナイロンなどの合成繊維によって作られる綿のことを合繊綿(ごうせんわた)と言います。

化繊綿の特徴

現在、化繊綿は寝具の中材として、「羽毛」、「羊毛」、「木綿」などの天然繊維に並び、最も一般的に使用されている素材となっています。

化繊綿の材料には様々なものがありますが、寝具の素材としては多くの場合、合成繊維であるポリエステルが使用されることが多く、一般的には化繊綿と言うとポリエステルを素材とした綿のことを指していることがほとんどです。

化繊綿は他の繊維素材と混合せずに化繊100%の状態で作られることも多いですが、混紡の生地があるように、天然の綿と混ぜ合わせて混綿にしたものも存在します。

化繊綿のメリット

以下は化繊綿のメリットです。

価格が安いものが多く、コストパフォーマンスに優れる

原料のコストが低く、大量生産が可能な化繊綿は繊維素材としては比較的に価格が易くなります。

とはいえ、その使用感や機能性は、天然繊維に劣らないものがあり、ポリエステルなどを用いた化繊綿は、クッション性やかさ高さ、耐久性など布団の素材として必要な要素を一定以上兼ね備えています。

軽量性に優れる

天然の綿などを用いた布団は重くなりやすいというデメリットがありますが、化繊綿を使用したお布団の場合、重量が軽くなりやすく、布団の上げ下ろしが楽になります。
毎日のお布団を上げ下ろしする場合、この点は非常に大きなメリットと言えるでしょう。

ダニの発生の心配がない

天然繊維の布団の場合、ダニなどの害虫の心配はつきものですが、化学繊維を素材とする化繊綿はダニの発生や虫食いによる劣化が起こることはありません。

また、抗菌加工が施されているものもありますので、アレルギーなどで衛生面を気にされてる方にも化繊綿はおすすめすることが出来ます。

化繊綿のデメリット

化繊綿のデメリットについて説明します。

吸湿性が低い

化繊綿の最も大きなデメリットとなるのが、吸湿性の低さです。化繊綿に限らず多くの場合、化学繊維を100%使用した寝具素材は、ほとんど吸湿性がないという難点があります。

天然繊維と比べると保温性で劣りやすい

化繊綿もかさ高性があるので、決して保温性が低いと言うわけではありませんが、やはり寝具の中材などとして使用したときに天然繊維と比べ温かみに劣りやすくなります。

価格は多少高くなりますが、保温性を重視されるかたは羽毛布団なども検討されてみると良いでしょう。

静電気が発生しやすい

化繊綿はその素材にもよりますが、多くの場合、静電気を発生させやすい性質を持っています。これは、主に化繊綿の素材として用いられることの多いポリエステルの場合も例外ではありません。

寝具の中材として使われる場合には肌への直接的な不快感はありませんが、寝具の内側で発生した静電気がほこり等を引き寄せてしまうこともあります。ただし、化繊綿の中には、静電気防止加工がされているものなどもあります。

まとめ

化繊綿は寝具の素材として、最も多く使用されているものの一つであるでしょう。比較的に低価格でありながらも、クッション性や軽量性に優れ、かさ高さもあり一定上の保温性も備えています。

また、天然の木綿などが長期間の使用でヘタリ易いのに対して、化繊綿の繊維は復元性が高いので、ヘタリにくく、耐久性に優れているというメリットもあります。虫食いなどでの劣化が起こらないというのも長期的な使用に向く理由の一つでしょう。

ただし、吸湿性が低く、汗などをかいてしまうとベタつきやムレの原因となることがあります。この点については、製品によってある程度水分を発散する作用がある場合もあるので、人によって感じ方は異なるかもしれませんが、いずれにせよ、使い心地を優先するのであれば天然繊維のものを選んだほうが良い場合が多いように思われます。

また、側生地の素材によっても使用感や機能性は異なってきますので、中綿に化繊綿が使用されている場合は、側生地にも注目してみると良いでしょう。

湿気の多い梅雨の時期などは長期間、床に放置しておくと吸湿性が低いため、カビなどが発生してしまう恐れがありますので、出来るだけこまめに日干しを行なうように心がけましょう。

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