前向性健忘の症状と解決策や治療法

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前向性健忘とは

まず健忘という言葉は記憶障害のことを言います、特に物事や言葉で説明できる種類の事柄について物忘れや記憶喪失等の意味を含んだ言葉です。
頭にケガが原因で記憶喪失になることが稀にあることは良く知られています、前向性健忘とはケガ等をした時からそれ以降の記憶が無くなってしまう状態です、さらにその後新しい物事を記憶できなくなる症状です、一般的にケガが発生した時点より前の記憶が無くなる記憶喪失とは反対の状態となります。
またこの症状はケガだけでなく睡眠薬の副作用として発生することがありますので睡眠薬を服用している方は注意が必要です。

前向性健忘の症状

主な症状は記憶障害です、原因となったケガや薬の服用後の記憶が無くなります、さらにその後の物事を記憶することができなくなります。
そのためその日の日付がいつもわからない・場所を記憶できない・道を覚えられないので出かけられない・物の置き場所を忘れてしまう・新しい人を覚えられない等と新たに覚える情報を覚えることができなくなります、対策として新しく覚えたことは全てメモ等の記録を取る必要があります。
記憶が保持される時間は様々であり短いと数分で忘れてしまう場合から数日間の記憶は保持されるがその後数日分の記憶をまとめて忘れてしまう場合もあります。
睡眠薬の使用で一時的に発生する健忘症状を一過性前向性健忘と言います、この時は睡眠薬の効果が発生している時に前向性健忘の症状が発生し薬の効果が消えると健忘症状も無くなりますが症状が出ていた時の行動や物事については記憶に残っていないという特徴があります。

>前向性健忘の原因

原因として考えられるものとして何らかの外傷を受けて発生する外傷性の原因とストレス等が原因として起こる心因性、また薬剤の使用による薬剤性等の原因があります。
まず外傷性の原因ですが、こちらはまず事故などで頭に衝撃を受けることが考えられます、脳が損傷を受けることで健忘症状を発症します、軽度な場合一過性の健忘症状を発症する場合もあります。
心因性の原因としてはストレスや精神的に大きな負担がある場合に発生する場合がありますが、詳しい原因とメカニズムについては解明されていません、心的外傷を受けるような物事があった場合等に発生する場合があります。
薬剤性の原因では睡眠薬の使用により発生することがあります、ベンゾジアゼピン系の睡眠薬では一過性の前向性健忘症状を発生させる場合があります、この場合睡眠薬の効果が発生している場合に起こります、また薬が体から抜けた後24時間以内には健忘症状から回復しますがその間の物事については覚えていません。
発症は睡眠薬の使用量を増加させた場合や睡眠薬とアルコールの摂取が重なった場合に症状が発生することが多いです。

前向性健忘の対処方法

薬剤による一過性前向性健忘の場合特に治療は必要ありません、但し症状が継続して発生する場合は医師と相談し薬剤を変更する等が必要になります。
一過性ではない前向性健忘では治療方法が確立されていませんので生活に支障が出ない方法を見つけ出し取り入れる等の対処方法が主になります。
新しい物事をメモなどで常に記録して後で見ることが必要となります、繰り返し行うことで同じ事柄を記憶に留めておくことができる様になる場合もあります、また習慣化することは比較的記憶に残りやすいとされています。

まとめ

記憶障害が発症してしまうと生活に大きな支障となってしまいます、治療方法が確立されていないため一度発症してしまうと自然回復以外はその症状が発症している中で社会生活を送る方法を探すことが重要になってきます。
しかし覚えたことを忘れてしまうので見て判断できる事柄以外の考えることや作業等は毎回初めて行うこととなってしまうので仕事などを行うのは難しい状態となってしまいますので常に周りの人からのサポートを受ける必要があります。
主な原因は脳にダメージを受けることなので殆どが避けられなかった事故になりますが、心因性の原因で発症することもありますので精神的に大きな負担を抱えている方は注意が必要です。
また睡眠薬を使用されている方はアルコールを飲むことで一過性の前向性健忘が発症する場合がありますので十分注意しましょう。

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