ストレスからくる不眠の症状「精神生理性不眠症」とは?対策や治療法

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精神生理性不眠症とは

何らかのきっかけで発生した一時的な不眠から眠れない不安やストレスが発生しそれが原因となって慢性的に不眠になることを【精神生理性不眠症】と言います。
不眠症の原因としても多く、この症状から不眠が慢性化してしまうこともあります。

精神生理性不眠症の原因

多くの人が一時的な不眠に陥ることがあります、強いストレスを感じたり不安感を持っていたりした場合になかなか眠れないことがあります、通常一時的な不眠でまた普通に眠れる様になります。
しかし眠れなかったことに対して不安感を持ってしまうと「また眠れなかったら」と考えてしまうことによる感情から不眠の症状が続いてしまうことがあります、眠れない不安から不眠の症状が続くとまた今日も眠れないのではと不安も無くならないため不眠の悪循環が続きます。
また不眠の症状が続くと眠るための誤った方法を取ってしまうことがあります、例えば夜眠れないため日中に長く睡眠を取ってしまうことや少しでも長く眠ろうとして早い時間から布団に入ってしまうこと等です。
昼間に多少仮眠すること自体は体にもとても良いのですが、夜眠れない分を取り戻そうとして長く眠ってしまうと夜の睡眠に影響してしまい不眠の原因となってしまいます、また少しでも長く寝るために早く布団に入ってしまっても、体が睡眠に入る状態になっていないため長い時間眠ることができずにまた今日も眠れないという不安を増加させてしまう原因となってしまいます。
この様に眠れないことの不安やなんとか眠ろうと過剰に意識してしまうことが精神生理性不眠症の原因です。
この様な症状が発生するのは几帳面な方や心配性な方や神経質な方等に多い傾向があります。

精神生理性不眠症の治療方法

この不眠症は心の中の不安やストレスが原因となっているため、その不安を取り除くことが必要となりますが自ら不安を感じない様にするのは難しいことでもあります、精神生理性不眠症では以下の方法が治療として取られています。
まず不安を取り除く方法として自分の実際の睡眠時間を知ることによる改善です、これは睡眠ポリグラフ検査を行い睡眠時間の記録を取りどれだけ眠れているのかを明確にすることです。
精神生理性不眠症の症状を訴えている方でも実は本人が感じているほど眠れていないわけでは無く、実はしっかり眠っていることがあります、その検査記録を本人に見せることで自分は眠れているのだと安心し眠れるようになります。
睡眠時間を制限する方法も効果があります、これは1日の睡眠に掛かる時間を制限し睡眠の質を上げる方法で睡眠時間制限法と呼ばれる方法です。
少しでも長く眠りたいと思い長時間布団に入っていても良くありません、眠れない時間を無駄に布団で過ごすことを制限し睡眠に集中して質の良い睡眠を取ることで眠れないと考える時間が減り症状が改善される効果があります。
治療には薬剤療法も使われます、この症状では睡眠薬や精神安定剤等で良く眠れると症状が改善されることが多いとされています、薬剤により良く眠れるようになることは良いことなのですが、薬剤が無いと眠れないと思う様になってしまうと薬剤を飲まずには眠れなくなってしまうことになります、ある程度の症状改善が見られたら薬を止めることを考える必要があります。

まとめ

一時的な不眠の症状は誰しもが経験します、しかし眠れないことを過剰に心配することにより不安を感じてしまいそれによって眠れなくなるという悪循環に陥ります。
眠れないと「何とかして寝よう」「明日寝不足は困る」等と考えることで精神的に興奮してしまいます、焦ってしまう気持ちはありますがこの様な時には布団に入ったまま寝ようと考えるよりも一度布団から出て好きな音楽を聴いたり雑誌を読んだりと別のことをして気分転換をしてみましょう、それにより気分が落着くことで体が睡眠へ促されます、但しこの時にあまり部屋を明るくしたりテレビやパソコン等を見ると睡眠を妨げる原因となってしまうので注意して下さい。
良い睡眠に入るには気持ちを落ち着けてリラックスすることが大切です、多少眠れないことが続いてもあまり心配し過ぎないようにしましょう。

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