オーガニックのインド綿の特徴

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インド綿とは、主にインドを原産国とするコットンのことを言います。

インド綿の特徴

インドは「サリー」などをはじめとして、コットンを使った織物の生産が伝統的に盛んな国です。また、コットン自体の生産量も非常に多く、特にオーガニックコットンの生産量においては、現在、世界最大を誇っています。
さらに、それぞれの地域によって気候条件が大きく異なるインドでは、非常に様々な品種のコットンの栽培が可能であり、その品種の数は世界で最も多く、およそ70種類近くにのぼると言われています。
インド綿には、繊維の長さの短い短繊維と言われるコットンから、それより長い中繊維、長繊維、さらに超長繊維と言われるものまで幅広い品種のコットンがあり、ひと括りにして語ることは出来ません。
ただ、これらの中でも「デシ綿」と言われる短繊維のコットンは生産量が多く、寝具の素材としてもよく用いられます。
短繊維であるデシ綿は繊維が短く、また他の一般的なコットンと比較すると繊維が太いため紡績がしにくく布団の側生地の素材などにはあまり向きませんが、太さの割りに軽量性があり、さらにふんわりと盛り上がり、吸湿・発散性にも優れているため、布団の中綿としてよく用いられます。
ちなみに、日本などでも栽培されている木綿と呼ばれるコットンは、基本的にこのデシ綿の品種に属します。

スビン綿について

スビン綿とは、インドを原産とする「スジャータ綿」というコットンと、カリブの島国で栽培されている「海島綿」というコットンを交配させることで生まれたインド綿のことです。

スビン綿は、数多くのインド綿の中でも超長繊維の部類に入り、その品質の高さからエジプトのギザ綿やアメリカのスーピマ綿などと並ぶ高級素材として知られています。
また、インドの中でもごく一部の地域でしか栽培されていないことから、高い希少価値があります。
スビン綿の繊維は、他の長繊維や超長繊維のコットンと比較しても非常に細く、その細さは3マイクロ以下と、数あるコットン繊維の種類の中でも最も細い部類になります。
また、繊維が細いだけではなく柔らかく、滑らかさもあるためシルクのような肌触りと艶やかで上品な光沢をもっています。さらに、スビン綿の繊維は、表面に油脂分があり、カシミヤにも感じられるような独特のぬめり感があります。
加えてスビン綿には、スビン・ゴールドと呼ばれるスビン綿の中でも最高品質の非常に希少な種類のものもあります。
まさに、最高級のコットンの一つと言ってよいでしょう。

まとめ

現在、世界中で主流となっているコットンの品種にはアメリカのアプランド綿などがありますが、インド綿は、それらのものとはまた違った風合いをもつコットンとなります。
ただ、インド綿の種類は世界的に見ても最も多く、生産地の風土などによってその特徴は変わってくるので、すべての品種について一概に述べることは出来ません。
寝具の素材として代表的なものには、中綿などに用いられる短繊維のデシ綿があります。デシ綿は染色しても色落ちがしやすかったり、他のコットンと比べて耐久性の面で劣りやすくはありますが、吸湿・発散性が良く、ふんわりとした風合いを備えています。
また、インド綿の中でも高級素材であるスビン綿は、コットン本来の快適な通気性、保温性の良さに加え、カシミヤなどの獣毛繊維にも通じるような上質な肌触りを持ち、タオルケットや肌着などをはじめとして様々な製品に用いられています。
コットン製品を購入する際は、混率などだけではなく、是非、その種類や産地もチェックしてみられてはいかがでしょうか?

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