ウールマーク表示があるモノとないモノの違いは?

suimin

ウールマークとは

ウールマークとは、一定の基準を満たしたウール製品などに表示することのできる品質保証のマークのことです。
寝具や衣類など、様々なウール製品に表示されているウールマークですが、その表示のための基準は厳しいものとなっています。
1964年に、ウールのさらなる魅力を世界的に広めるという目的で誕生したウールマークは、現在も140ヶ国において使用され、国際的にウール製品の品質を示すための象徴的なマークとなっています。
ウールマークが誕生した背景には、第二次世界大戦後における合成繊維の爆発的な普及と、それに伴うウールの消費量の減少があり、当時、伝統的なウール製品の存続に危惧を抱いた、AWI(オーストラリアン・ウール・イノベーション) によってウールマークは誕生することとなりました。

ウールマークの基準

ウールマークにはその表示に際し、各製品ごとに「引っ張り強度」、「染色堅牢度」、「摩耗強度」など含めた様々な基準が設けられています。
また、他の一般的な製品が再生羊毛を含む獣毛を97%以上使うことで「毛100%」と表示できるのに対し、ウールマーク表示製品は、「新毛」を99.7%以上使用しなければいけません。
新毛とは、紡績などの加工が行なわれていない、刈り取られたばかりの毛のことで、ウールマーク表示製品はその中でも特に、羊毛、カシミア、モヘア などの価値の高い獣毛のみを使用することになっています。
さらに、ウールマークを表示する製品に、他の繊維を装飾用として混ぜる場合は、その混率を5%以下にしなければいけないという基準もあります。
つまり、ウールマークの基準を満たすためには、良質の毛を、純度の高い状態で使用する必要があるのです。
ウールマークのはこれらの基準を満たし、その他の審査を経てライセンスを得たメーカーのみが表示をすることができるものなのです。

ウールマークの種類

現在、ウールマークには主に以下の3つの種類があり、これらは「新毛の混率」によって区別されています。
『WOOL MARK(ウールマーク)』 新毛100%のみ
『WOOL MARK BLEND(ウールマーク・ブレンド』 新毛50%以上のもの
『WOOL BLENDウール・ブレンド』 新毛30~50%のもの
また、『スポーツ・ウール』という、毛100%のスポーツウエアなどに表示されるマークもあります。

まとめ

ウールを使用した寝具や衣類には様々なものがありますが、ウールマークは、その中でもより良質で安心できる製品を選ぶための一つの信頼できる基準であると言えるでしょう。
現在にいたっては、ウールマークの認知度は世界的にも高く、ウールマークをシンボルとしたファッション・イベントやコラボレーション商品なども広く知られることとなりました。
このことからも、ウールマークが、いまや、ウール製品の品質を示すための目印というだけでなく、世界に通じるウール製品を表すための一つのシンボルとしても、それ自体大きなブランド性をもっていることがお分かりいただけると思います。
また、ウールマークは、寝具や衣類、その他の家庭用品のみならず、洗剤や防虫剤などにも独自の基準をもとに表示されています。

睡眠快眠  睡眠快眠

関連記事

ページ上部へ戻る