ウレタンの特性を活かした寝具の選び方!メリットとデメリットは?

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ウレタンとは

ウレタンとは、衣類や寝具を含む、私たちの身の周りにある様々なものの素材となる化学合成物です。
ウレタンは、原料の組み合わせや製造、加工の仕方を変えることで、密度、硬度、重さを調整することができ、伸縮性の求められるスポーツウェアなどの衣類から、塗料や防水材などの建築材料まで、多種多様な製品に用いることができます。
また、ウレタンを発泡し固めることで作られたウレタンフォームは、枕やマットレス、布団など、寝具の素材としても広く利用されているものです。

ウレタン製品のメリット

ウレタンは加工によって様々な製品に応用できる特徴がありますが、私たちが身近に使用する寝具や衣類などの製品に関しては主に以下のようなメリットを持っています。

クッション性に優れる

ウレタンは、小さな気泡の集まりによって出来ているので、加重がかかったときにそれぞれの組織がバネのような働きをし、衝撃を吸収する作用があります。
また、ウレタンは組織が細かく、ある程度反発力もあるので人が座ったり寝そべった部分にフィットする感覚があります。

伸縮に優れている

ウレタンは加工することで非常に細い繊維にすることができるのですが、この繊維はゴムのような伸縮性をもっており、伸縮率や強度は天然のゴムに比べ数倍のものになります。
多くの場合、ウレタンの繊維は他の繊維と混紡することで、スポーツ・ウェアや水着などの素材として使われています。

軽量である

組織同士に隙間があるウレタンは、体積が同じ他の素材と比較しても軽量になっています。
ただし、組織の密度が高い場合、多少重くなってしまう場合もあります。

ウレタン製品のデメリット

持ち運びや手入れが非常に楽なウレタン製品ですが、もちろんメリットだけではなくデメリットもあります。

ヘタりが出てしまう

ウレタンにはたくさんの気泡が含まれているため、マットレスやソファなど加重のかかる製品は、ある程度使い続けることで、気泡が潰れ、ヘタリが出てきてしまいます。
密度や硬度によってはヘタリにくいウレタンもありますが、やはり長期間使い続けると、どうしても劣化してしまうのがウレタンの難点です。

熱がこもりムレやすい

断熱材としても使われるウレタンは、他の繊維素材などと比べると、熱が放散されずこもってしまう特徴があります。
また、吸水性が低いため、寝具などの素材に使用されると汗が吸われにくく、ムレやすくなります。

直射日光や気温の変化に弱い

ウレタン性のマットレスなどは、気温の変化に応じてその硬度が変化してしまう場合があります。特に、軟質のウレタンフォームを利用した製品はクッション性に優れますが、冬場などで気温が低いと組織が硬くなってしまい、そのメリットがあまり活かされなくなってしまうことがあるので注意が必要です。
また、ウレタン性の衣類や寝具を何度も直射日光にさらすと、紫外線で黄変してしまう可能性があります。

まとめ

もともと工業製品などでの利用が多かったウレタンですが、最近は、その特性を活かした寝具も増えています。
ちなみに、ウレタンを使用した代表的な寝具には、低反発マットレスや高反発マットレスなどがありますが、これらは、ウレタンの密度や硬度を変えることによりその使用感を調整したもので、その素材自体における特性の差はほとんど無いと考えて良いでしょう。
このように、素材としては同じものありながらも、使用される製品に応じて様々な機能をもたせることができるのがウレタンの大きな特徴だと言えるでしょう。
ただし、衣類や寝具であれば、ウレタン性である以上、どの製品もそれなりの弱点があるので気をつけなければなりません。特に、日光での黄変や経年による劣化は顕著なものです。
ウレタンを使った寝具や衣類を選ばれる際は、その特性を理解したうえで、そのメリットを活かせるよう、他の素材とも比較しながら購入を検討されるといいでしょう。

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