アプランド綿とスーピマ綿「アメリカ産コットン」の特徴とは

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アメリカ綿とは、主にアメリカで品種改良、生産がなされたコットンのことを言います。

アメリカ綿について

アメリカ綿と一口に言っても、厳密にはひとつのコットンの品種を指すわけではなく、アメリカを原産国とするコットンのグループのことを指し、実際には様々な品種のコットンがあります。
ただ、一般的にはアメリカ綿と言うと、アプランド綿というコットン種類のことを指していることが多いでしょう。

アプランド綿とは、メキシコや中央アメリカを主な発祥とするヒルスツムという品種がアメリカで改良されることによって生み出されたもので、現在、世界で栽培されているコットンの90%以上がこのアプランド綿の品種に属するものになります。

コットンの繊維の長さは、主に短繊維、中繊維、長繊維というものに区別されますが、その中でもアプランド綿は中繊維の部類に属します。
またコットンの栽培は、他の農作物と同じように、その土地ごとの気候や土壌に左右されるものでありますが、アプランド綿は、土地の環境が異なっても比較的に栽培がしやすく、生産量や品質も安定しやすいといった特徴があります。
生育の期間が比較的に短くて済むというのもアプランド綿の良いところでしょう。

アメリカ綿の種類

アメリカ綿として代表的なアプランド綿にも、栽培される地域などによって様々な種類があり、その品質も地域によって異なってます。
アプランド綿の中でも有名なものには、テネシーなどを含めたアメリカのいくつかの州で栽培され、メンフィスから流通する「メンフィス綿」や、カリフォルニアにある広大な農地で栽培される「サンフォーキン綿」などがあります。
これらのコットンは、いずれも中繊維でありアプランド綿の基本的な特徴をもっていますが、その品質は数多くあるコットンの中でも高く、使い心地などもそれぞれの生産地の特色が出たものとなっています。
また、アメリカ綿と言われるものにはアプランド綿以外にも、超長繊維の「スーピマ綿」と言われる種類のコットンもあります。

スーピマという名前は、もともと高地などで栽培されていたピマ種という品種のコットンに由来するもので、現在ではアリゾナやカリフォルニアなどを主な生産地とします。
艶やかな光沢と柔らかでしとやかな肌触りをもつスーピマ綿はアメリカ綿に限らず様々なコットンの中でも、高級素材としても世界的に知られています。

まとめ

アメリカ綿といえば、アプランド綿が代表的なもので、主に「土地の環境に関わらず栽培がしやすく、生産量や品質ともに安定しやすい中繊維のコットン」というような特徴を挙げることができるでしょう。
とはいえ、アプランド綿の種類はその生産地によって様々で、使い心地や機能性などもそれぞれ異なったものとなっています。
世界的にも生産量の多いアプランド綿は、日本で売られている多くの製品に利用されているものであり、実は私たちの生活にもっとも身近なコットンの一つでもあるでしょう。
また、アプランド綿以外のアメリカ綿で有名なものにはスーピマ綿がありますが、こちらは超長繊維であるだけに、一般的なアプランド綿とはまた違った特徴をもったコットンであります。
高級素材としても知られるスーピマ綿ですが、近年では日本でも使用される製品が増え、その上質な使用感が徐々に人気を呼んでいるようです。

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