アイダータイプの寝具の使い心地と耐久性

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アイダータイプとは、アイダーダウンのようにダウンボール同士の絡みが良い羽毛のことを言います。
アイダーダウンとは、アイスランドなどに生息するアイダーダックという水鳥から採られた高級羽毛のことで、アイダーダウンのダウンボール(たんぽぽ状の綿毛のこと)はその繊維の先端が鍵状になっているため絡みが良く、また他の羽毛と比較しても保温性に優れるという特徴があります。

ダウンボールは羽毛の品質を決める大切な要素

羽毛は、保温性、クッション性、軽量性などの良さから、枕や掛け布団、敷き布団など様々なものに用いられる、寝具の素材の中でも欠かせない存在です。
しかしながら、一口に羽毛と言ってもその品質は様々なもので、羽毛の品質によって寝具の使い心地や機能性は大きく異なってきます。
寝具の素材としては、中材として利用されることの多い羽毛ですが、その品質を見分けるにはいくつかのポイントがあります。
その中でも、特に羽毛の「かさ高」や「ダウンパワー(1グラムあたりのダウンの体積)」は重要なポイントとなりますが、これらのポイントを大きく左右するのがダウンボールの特性なのです。
上の方でも述べましたが、ダウンボールとは、羽毛に見られる「たんぽぽ状の綿毛のひとつひとつ」のことです。
なぜ、ダウンボールの特性が羽毛の品質に大きく関わるかと言いますと、ダウンボールによって羽毛を使った寝具の保温性、クッション性、軽量性などが全く変わってくるからです。
例えば、一般的にはマザーグースから採られた羽毛のダウンボールは、その一つ一つが大きく、しなやかで弾力性に富むという特徴があります。
このような特徴をもつダウンボールは、寝具の中材として使用したときに、空気の層を作りやすく、よりたくさんの空気を含むことができるため断熱性や保温性に優れ、クッション性も良くなります。
羽毛の品質を決める重要な点はダウンボールに集約されるといっても過言ではありません。

アイダータイプの羽毛の特徴

アイダータイプの羽毛のダウンボールは、一般的なダウンボールと違い、その繊維の先端が鍵状になっていることから、お互いに良くに絡み合うという特徴を持っています。
そのため、ダウンボール同士の間に綿密な空気の層が形成され、またその層が崩れにくくなっています。
ダウンボール同士が絡み合い拡散しにくいということは、保温性が高く、またその保温性が安定するということであります。
このことは、例えば、掛け布団の中材として使用したときなどに顕著なもので、アイダータイプの羽毛はお布団の生地の中でも片寄ったりバラつきにくいため、お布団全体に満遍なくその温かみを感じることが出来るのです。
かさ高の良い羽毛でも、ダウンボール同士の絡みが悪く、ばらけやすいとせっかく温まった空気の層が崩れてしまい、あまりかさ高の良さが活かされなくなってしまうこともあるでしょう。
また、ダウンボール同士が絡むことで、羽毛の形が崩れにくく、独特の「ハリ」や「コシ」が生まれるというのもアイダータイプの羽毛の特徴となるでしょう。
さらに、少ない量でも効率よく保温効果が得られるため、中材に使用する際も量を稼ぐ必要が無く、お布団の軽量性にも繋がります。

まとめ

羽毛を使用した寝具の使い心地や機能性は、使用している羽毛のダウンボールの特徴によって大きく左右されるものです。
一般的にはダウンボールの品質を見極める際には、その綿毛の大きさを主な基準とすることが多いのですが、綿毛の大きさ以外にも、その繊維の質感や形状などもダウンボールの品質を決める大切な要素となります。
本来、アイダーダックから採られるアイダーダウンの繊維は小さく細いのですが、ダウンボールの絡みが非常に良いために、他の羽毛では得られないような、優れた保温性と弾力性があるのです。
そのため、アイダータイプの羽毛を使用した羽毛布団などは高価なものも多く、素材の採取量の少なさから希少品としても知られています。

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