がんの原因にも?時計遺伝子ってどんな働き?

suimin

時計遺伝子とは

多くの生き物は体の中に時計が備わっています【体内時計】と言われる機能です。
生き物それぞれに生体のリズムが存在し、リズムを制御しているのが【時計遺伝子】と呼ばれる細胞です。
この細胞は体の一部に存在するだけではなく、人間においては体にある60兆個以上の細胞の中に時計遺伝子が存在してます。

時計遺伝子はどんな働きをしているのか?

人間は環境の変化が無い場所、例えば外が見えない部屋で灯りがついていて温度変化も無い場所にいても1日の時間経過を把握することができます、それを可能にしているのが時計遺伝子です。
時計遺伝子は体の機能を調整する細胞です、一日の中で人の体調は一定ではありません、時間帯によって体温や血圧の上下があります、またホルモンの分泌量の変化等がありその変化を制御してます。
時計遺伝子は人の体内時計を1日24時間のリズムに調整する大事な細胞と言えます。

時計遺伝子の影響

時計遺伝子が正常に機能する事で体内時計が整えられていますが、その機能が狂うとどうなるのでしょうか。
よく海外旅行に行った際に時差ボケになると言われます、まさにこれが体内時計が狂っている状態となります、通常はその場所の時間で朝起きてしっかり食事を食べる生活を数日続ければ体内時計は正常に調整されます。
体内時計が狂うのは海外旅行だけではありません、昼夜逆転して仕事をされている方は体のリズムが狂う可能性があります、また深夜時間帯にテレビやパソコン等を見ていると目に強い光が入るため深夜にも関わらず脳が昼間と勘違いして体内時計が狂う原因となります。
体内時計が狂い時計遺伝子が正常に機能していないとどうなるのでしょうか。
まず「昼間でも眠い」「朝起きられない」「夜に眠れない」等の症状がでてきます、また体内バランスが崩れるため「高血圧」「動脈硬化」「糖尿病」や「ガン」等の疾患とも関わりがあるとされてます、また「集中力の低下」を引き起こし「肥満」の原因にもなります。

時計遺伝子の働き方

時計遺伝子は全身の細胞に存在しますがそれぞれが別々に動いているわけでなく動きを制御している場所があります。
脳の視床下部にある視交叉上核に体内時計の元となる【主時計遺伝子】が存在しており、それ以外の全身には【末梢時計遺伝子】が存在します。
各時計遺伝子の活動により神経を通してホルモンの分泌や体温血圧の上下を促しています。
実はそれぞれの時計遺伝子が時間を刻んでますが正確に24時間ではなく1日約25時間周期で体内時間を動かしてます。
1日は24時間なので毎日1時間ずつ時計がずれてしまいます、それを調整する為には外部からの刺激を受ける必要があります。
主時計遺伝子は朝日の光が目に入り刺激を受けて24時間のリズム調節し細胞の動きを促します。
末梢時計遺伝子は食事を取ることによる刺激を受けて時間を調整し細胞を動かします。
2つの時計遺伝子が正確に同調することによって体にとって良いリズムの活動が促されます。
外部からの刺激が受けられない場合は時計遺伝子のリズムと実時間にずれが生じるため体調のバランスが崩れてしまいます。

時計遺伝子は自動で調節されません、体調と整えるには自ら調節する動きが必要となります。

まとめ

時計遺伝子は人が生活するために必要な体内の機能を調節しています、1日24時間のリズムを刻みそれにより日中は活動に適した体調となり夜は体を休める事に調節された体調となります。
時計遺伝子のリズムが崩れる要因として海外旅行があります、時差が生じた場合は体内の時計遺伝子と実時間にずれが生じるために体内バランスが崩れ体調が悪い時差ボケの状態となります、しかし一時的な時差ボケは現地の時間通りに生活すれば数日のうちに時計遺伝子が調整されます。
慢性的に時計遺伝子のリズムが崩れると現在の体調が崩れ病気の原因に繋がる可能性があります。
「高血圧」「動脈硬化」「糖尿病」や「ガン」の発症まで影響がでるとされています。
健康な体調を維持するためには時計遺伝子を正確に動かすことが重要です、それには朝しっかり起きて朝食を食べるというバランスの良い生活リズムを自ら作ることが大切です。

睡眠快眠  睡眠快眠

関連記事

カテゴリー

ページ上部へ戻る