いつでも眠たくなるのは病気?!その症状、傾眠かもしれません

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傾眠とは

時間問わず眠たくなる状態です、外部らか声を掛ける等何らかの刺激を受けるとすぐに目を覚ますが、そのままにしておくと寝てしまいます。
起き続けることも可能ですが集中力が続かず意識ははっきりしません、この様な状態を【傾眠】と呼びます。

傾眠の症状

傾眠は意識障害の程度の1つです、意識障害の程度は「傾眠」「昏迷」「半昏睡」「昏睡」の4つがあります。
その中で傾眠状態では本人の意識ははっきり覚醒していなく眠る前のウトウトしている状態です、声をかければ反応し覚醒します、また外部からの刺激を受けることでも反応をします。
傾眠状態では自ら動くことはないので動くには介助が必要となります。
この時食事をするために口に食べ物を入れると反応し食べることが出来ますが誤嚥の危険性が増えるので注意が必要です。

意識障害の原因

傾眠は何らかの疾患が原因となり意識障害として発生します。

認知症の原因

まず高齢者に多く見られるのは認知症が原因となっている場合です、認知症を発症している為に無気力状態になり傾眠状態が現れます、このため認知症と診断されていない状態でも日中に傾眠の症状が発生する場合は認知症の疑いがあります。

疾患の原因

体に発生している何らかの疾患が原因となっている場合があります。
疾患と言っても原因となるのは数多くあります、循環器・呼吸器系の疾患や高血糖・低血糖の代謝異常また薬剤の使用による作用により脳の活動が低下し意識障害が発生することがあります、睡眠薬やパーキンソン病の薬は意識障害が発生する原因となる場合がありますので使用には医師の指示のもと十分注意することが必要です。

脳内異常の原因

脳が損傷を受けた場合は意識障害の大きな原因となります。
脳内の血管損傷や炎症また腫瘍等が意識障害の大きな原因となります、頭をどこかにぶつけた等頭に衝撃を受けた場合はすぐに症状が発生しなくても暫く日数が経過したのち意識障害の症状が発生する場合がありますので十分注意して下さい。

意識障害の評価方法

意識障害状態を具体的に評価するために現在ではジャパンコーマスケールとグラスゴーコーマスケール2種類の評価方式が使われています、現在日本で多く使われている評価方式を説明します。

ジャパンコーマスケール

現在日本で多く使用されている評価方式で3-3-9度方式とも呼ばれています。
評価方法は質問と声をかけた場合や刺激を与えた場合の反応を評価する方法です。
評価はⅠ~Ⅲ段階に分かれさらにそれぞれの段階を3段階に分けて合計9段階の評価を行います。

(Ⅰ)刺激が無くとも覚醒している状態

「大体意識清明だが、はっきりしない1点」「見当識障害がある2点」「自分の名前生年月日が言えない3点」

(Ⅱ)刺激をすると覚醒する、刺激を止めると意識がなくなる状態

「普通に声を掛けることで容易に開眼する10点」「大きな声や体を揺さぶる等すると開眼する20点」「痛み刺激と言葉の両方を掛けることにより開眼する30点」

(Ⅲ)刺激をしても覚醒しない状態

「痛み刺激に対して払いのけるなどの拒否反応をする100点」「痛み刺激に対して手や足を少し動かし顔をしかめる200点」「痛み刺激に対して反応しない300点」

上記の内容から意識障害の状態を評価します点数が高い程重症という評価になります。

まとめ

傾眠はただ眠そうな状態ではなく傾眠が発生するには様々な原因が考えられます、意識がはっきりしない眠そうな感じだからそっとしておこうとするより急にそのような状態が現れたら単純に眠いだけなのか、実は意識障害があるのではないか等疑う必要があります。
もしかしたら認知症が発症しているかもしれません、また脳に損傷が発生していることも考えられます、薬を服用しているのであればその薬が合わないのかもしれません。
いずれにしてもいつもと違う状態が現れて何か変だなと感じた際には早期に病院へ受診することをおすすめします。

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