胸焼けで眠れない!睡眠中に起こる逆流性食道炎対策の3つの方法

逆流性食道炎とは

20代の若年層を中心に近年患者が増えている病気に、胃酸が関連する「逆流性食道炎」と呼ばれるものがあります。正確な原因はわかっていない逆流性食道炎ですが、ストレスとアンバランスな食生活が組み合わさって発症する可能性が高まると言われています。
逆流性食道炎では胃が食道を通って口にまで上がってくることもあり、酷い胸焼けなどの症状が現れることが多いです。

睡眠と逆流性食道炎

逆流性食道炎は起き上がっている時にも胃酸が込み上げてきますが、特に症状が酷くなるのが睡眠時です。睡眠の姿勢によって胃酸が逆流しやすくなることがあり、一日の疲れを取る睡眠が妨げられて睡眠障害に近い状態になるという方は、逆流性食道炎において少なくありません。

逆流性食道炎の治療とは

睡眠時も含め、逆流性食道炎の治療では主に胃薬を用いますが、その前に食道から胃にかけての検査を行います。逆流性食道炎の患者は胃酸の分泌量がかなり多いため、胃から食道にかけての組織が荒れてしまっているという特徴があります。この特徴が確認できれば逆流性食道炎と診断されることが多く、胃薬を用いた投薬治療を始めていきます。

睡眠時の胃酸の逆流を防ぐ姿勢

処方薬を用いても、睡眠の際の逆流性食道炎の症状がなかなか落ち着かないことがあります。このような時には寝る姿勢を少し工夫し、胃酸が逆流するのを防ぐことが大切です。
胃の形状から、体の左を下にして寝ると胃酸が逆流しづらくなりますが、体質によっては右を下にして寝た方がいいこともあります。つまり、仰向けやうつ伏せで睡眠を取るより、横向きで寝る方が逆流性食道炎の症状が出づらいということです。この方法だけで睡眠が取りやすくなることも多いので、逆流性食道炎に苦しんでいる方は早速実践してみてください。

枕の高さを変えてみよう

睡眠で胃酸が逆流しやすくなるのは、胃から頭にかけて水平な状態に近くなってしまうからです。また、睡眠中の頭の位置が胃・食道より下がってしまうと、逆流性食道炎の症状が強く現れることがあります。そのため、枕を変えるかタオルなどで枕の高さを上げることで、逆流する胃酸の量を軽減できる可能性があります。
また、寝相や頭の大きさに枕が合っていないと、睡眠中に頭が枕から落ちてしまって胃酸が逆流しやすい体勢になることがあるため、大きめの枕を使ったり、クッションを使って枕の幅を広げたりする工夫も効果的です。

すぐそばに水を置いておこう

逆流性食道炎の症状を緩和する方法として非常に重要なのが、水分の摂取です。水は逆流してきた胃酸を中和するだけでなく、胃に優しい飲み物でもあります。睡眠の際には手の届くところに水を置いておき、症状が出たら積極的に水分を取って逆流性食道炎の苦痛を和らげましょう。
冷水や熱い水は胃に負担がかかり、特に冷えたものは逆流性食道炎で疲れた体をさらに弱らせる可能性があるため、常温の水を用意することに注意しましょう。

対策方法の実践と医師の判断

寝る姿勢・枕の高さ・水の摂取は自分でできる逆流性食道炎対策の方法ですが、これらを実践する、または実践している方はそのことを医師にはっきりと伝えておくようにしましょう。医師からさらに効果的な方法をアドバイスしてもらえることもありますし、薬の調整によって逆流性食道炎の睡眠への影響がより取り除かれる可能性があります。病院での治療が欠かせないこの病気は、自分での対策と専門的な治療を組み合わせることが必要です。

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