睡眠障害 part5~むずむず脚/周期性四肢運動/レム睡眠行動ver.~

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5.1 むずむず脚症候群

むずむず脚症候群とは、寝ているときなどに「脚がむずむずする」という不快な感覚が起こり、睡眠が障害される病気です。睡眠中に限らず、座っているときなどの安静時にも起こります。主にふくらはぎから太ももにかけて症状が現れます。日本での発症率は3%程度で治療が必要なケースは1%と言われています。

症状

症状としては、足の表面ではなく内側におこります。「足の中がピリピリする感覚」「足が火照る」「足の中を虫が這っているようなかんじ」と様々ありますが、どれも不快でじっとしていられず脚を衝動的に動かし、症状をやわらげます。主に夕方から夜起こり、起きる回数には個人差があります。片足だったり両足だったりしますが、腕に起こることはありません。

原因

原因としては、「ドパミン」という脳の神経伝達物質の機能障害や、ドパミンを作るのに欠かせない「鉄」に不足が考えられます。

治療

生活習慣の改善や、寝る前に、脚のマッサージ、冷たいシャワーを当てる、薬物療法が効果的です。

5.2 周期性四肢運動障害

周期性四肢運動障害とは、睡眠中に脚がピクピクするような動作が周期的に繰り返されて、睡眠の質を落とす睡眠障害のことです。加齢とともに発症率は増えて、60歳以上では約40%の人が発症されているといわれています。

症状

睡眠中に、つま先や足首、膝などが自分の意志とは関係なくピクピク動き、短い時間で繰り返し動きます。主に脚に現れるのですが、手や腕にも現れたりもします。程度は人それぞれで、動いている最中に目を覚ます場合もありますが、目を覚まさなくても脳は覚醒するため、深い眠りが障害されます。そのため、日中に強い眠気が現れたりします。

原因

原因は明らかではないが、ドパミンとの関連があるとされています。

治療

症状がひどい時には、薬物治癒が効果的です。

5.3 レム睡眠行動障害

夢を見ているとき、叫んだり、暴力を振るったりするなどの、通常は起こりえない異常な行動が、レム睡眠行動障害です。どの年齢にも起こりますが、一般に50歳以上の人に現れて、女性よりも男性に多くみられます。

症状

症状としては、睡眠中に突然大声で叫んだり、悲鳴を上げて飛び出したりします。また、暴力的な一面が現れたりもします。目が覚めた時には自分のしたことを覚えておらず、レム睡眠時に夢を見ているときにだけ起こり得ます。

原因

原因は不明ですが、脳に「αシヌクレイン」という物質が蓄積することが関係されているとされています。

治療

漢方薬や薬物治癒が効果的です。

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