睡眠不足になると太っていく?肥満と睡眠の驚くべき4つの関係

肥満になる原因とは

生活習慣病を引き起こす最も大きな原因に肥満が挙げられ、最近では肥満体型である方が増えてきているため、国レベルで肥満対策が目指されています。
肥満を引き起こす直接的な要因は食生活の乱れですが、睡眠や運動不足など生活習慣全般が肥満に影響を及ぼすと言われています。

睡眠と肥満の研究

アメリカには肥満学会と呼ばれる学術団体が存在し、肥満に関する様々な研究結果が発表されています。そこで提示された論文の一つに、睡眠と肥満のなりやすさの相関性をはっきりと示すものがあり、睡眠時間が4時間以下の方は6時間前後の方より3倍以上肥満になりやすいというデータが出ています。
他の研究でも睡眠が肥満に与える影響は多く示されており、具体的にどのような関係が睡眠と肥満の間に潜んでいるのかという研究が各国で行われています。

運動をしなくなることが一つの原因

睡眠不足が生じると体力が回復せず、日中に体を積極的に動かすのが億劫になります。そのため、消費カロリーが減ってしまい、そこに食べ過ぎが加わってしまうと肥満が起こってしまいます。
睡眠がしっかり取れていればウォーキングや筋トレなどの運動に対する意欲が高まりますし、電車を使わずに一駅手前から目的地へ歩くなど、生活における運動の工夫も可能になって肥満を防ぐことができます。

睡眠不足とレプチン・グレリン

食欲をつかさどるホルモンは主に2つあり、レプチンが食欲の抑制、グレリンが食欲の増進という役割を担っています。この2つのホルモンが通常バランスを保って体内に存在していますが、どちらか一方が大きく減少するともう一方が大幅に増えるという特徴があります。
睡眠不足はレプチンを減らしてグレリンの量を増やしてしまい、さらに夜食が重なると肥満体型になりやすくなってしまいます。このように食欲に関係するホルモンのバランスは、睡眠がコントロールしています。

グレリンと高カロリーフード

睡眠が不安定になって増えてしまったグレリンは、ただ単に食欲を増進させるだけではありません。グレリンはもともと体のエネルギーを補充する目的で分泌されるものなので、その量が増えるとできるだけカロリーが多い食べ物を摂取しようとしてしまいます。そして、食べ過ぎは睡眠の質を低下させ、それがさらにグレリンの分泌量を激増させて肥満を引き起こすというループが起こります。

睡眠不足と夜間の空腹感の増加

睡眠が足りないと先ほど挙げた食欲増進ホルモンのグレリンが増えていきますが、遅くまで起きていると夕食から時間が空いてしまい、お腹が空くという事態が起こります。肥満体型とは言えない方でも、睡眠不足と夜食が習慣になれば肥満の引き金を引くことになります。

睡眠と食事の反省を

肥満の原因は睡眠不足にもあると感じられる場合、まずは睡眠時間や就寝する時間帯を見直すようにしましょう。6時間前後の睡眠が肥満の可能性を低下させることが前述の研究で分かっているため、最低でも6時間の睡眠が取れるように生活を反省してみることが必要です。
睡眠を見直していくとグレリンの量が減り、自然と食欲も落ち着いてきますが、油断をせずに炭水化物や脂質が多すぎない食事を心がけ、タンパク質を重点的に摂取することで肥満の改善と予防ができます。

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