睡眠と鼻づまりの3つの関係

子供から大人まで、多くの人に経験がある鼻づまりという症状は、睡眠の質にも関係が深いと言われています。
春になると発症する花粉症や、風邪、アレルギー性鼻炎など様々な場面で起こる鼻づまりですが、鼻づまりで眠れないという経験をする人も多いはずです。
鼻づまりと睡眠の関係については、これまであまり注目されることはありませんでした。
しかし、近年睡眠障害に関する患者や治療が注目され、同時に鼻づまりと睡眠の関係も注目を集めるようになりました。
どの様な関係があるのか、併せて治療方法なども紹介します。

鼻づまりがきっかけで睡眠の質が低下

鼻づまりになる原因として最も多い症状は、アレルギー性鼻炎です。
アレルギー性鼻炎は、花粉症患者は約50%、慢性アレルギー鼻炎は約70%の割合で睡眠に関する悩みを抱えている事が明らかとなっています。
鼻づまりによって睡眠障害が起こると、様々なトラブルを引き起こします。
大人は昼間、活動すべき時間帯に眠気が起こり、集中力が低下して仕事の効率も低下します。
さらに、運転や機械の作業を行う仕事では重大な事故に繋がる場合もあります。
居眠り運転の原因となる睡眠時無呼吸症候群は、最も重い睡眠障害の1つであるといえます。
これも鼻づまりによる睡眠不足が招く可能性があるため、鼻づまりと睡眠は切り離して考えることができないといっても過言ではありません。

子供の鼻づまりは更に危険

脳には、集中力や記憶力、認知、注意力、など、人間の精神面までコントロールする役割があります。
子供の場合、脳の一部が発達途中であるため、睡眠時間が不足するだけでも大きな影響を受けます。
学力の低下、感情的になる、落ち着きがないといった問題行動を起こす場合があります。
これらの問題行動から派生する成績低下や人間関係の悪化、学校という社会に溶け込めないといった事は、鼻づまりを解消しても尾を引きます。
子供の睡眠障害は、脳の発達とそれに関連する問題行動の危険性があります。
子供の鼻づまりを改善しないと、子供の将来にも関わるといえるでしょう。

鼻づまりを治して睡眠障害を克服

一時的な鼻づまりの治療は、飲み薬ではなく点鼻薬が用いられます。
ステロイドや生理食塩水の点鼻薬、鼻の洗浄を行うという治療法になります。
万が一、点鼻薬で改善しない場合は手術を行うケースもあります。
しかし、手術は重い睡眠障害に陥る可能性がある場合にのみ検討しましょう。
特に子供にとっては精神的な負担になるため、注意が必要です。
鼻づまりは、ストレスなどによって起こることもあります。
ストレスによりアレルギーの症状を発症する人も少なくはないためです。
ストレスを解消することで、鼻づまりも睡眠障害も同時に改善されるケースもあるため、まずは鼻づまりの原因を考える所から始めましょう。

睡眠に影響する事を認識する

鼻づまりは、入眠を妨げるだけではなく睡眠中の呼吸の妨げにもなり、睡眠の質を低下させます。
大人でも重い症状を引き起こす可能性がありますが、子供の場合は特に注意が必要です。
子供の場合、アレルギー性鼻炎は症状が重くなる場合があります。
睡眠に影響するほどの鼻づまりは、耳鼻科を受診して早急に改善しましょう。

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