睡眠で得られる5つの効果と質のよい睡眠の効率的なとり方

人の生命維持に欠かせない「睡眠」。日々、十分な睡眠をとれているでしょうか?

睡眠はその日の身体や脳の疲れを癒し、その機能を回復させてくれる重要な働きをしますが、その他にも睡眠によって得られる効果があるのです。

現実には、日本人の睡眠時間は年々減少傾向にあるといわれています。残念なことに、多くの日本人にとっての優先順位が低く、削られやすいのが睡眠時間ということを示しているわけです。

ですが、睡眠不足になると集中力や作業効率の低下や体調不良などを引き起こすことになります。

改めて睡眠の大切さやその効果を見直す必要があるのではないでしょうか。

そこで、睡眠がもたらす5つの効果と質のよい睡眠のとり方をご紹介します。

睡眠のもたらす5つの効果

まずは睡眠で得られる効果を5つ見ていき、その重要性を改めて確認してみましょう。

身体と脳の疲れを回復させる効果

人は活動することで身体に疲れを蓄積していきます。

肉体の疲れだけでなく、人の脳は休むことなく動き続けていることで想像以上に膨大なエネルギーを消費しているのです。

なお、脳の疲れをとるには身体の疲労回復よりも数倍の睡眠時間が必要ともいわれています。

その働きを休めて疲れを回復させるために、睡眠が欠かせないわけです。

身体の成長促進やアンチエイジング効果

睡眠中に分泌される成長ホルモンは、成長期の年代だけでなく成人後の年代にとっても重要な働きをするホルモンです。

その成長ホルモンは、眠りについた直後に現れるノンレム睡眠中にもっとも分泌量が多くなります。

成長期には身体の成長を促すために、質のよい睡眠をしっかりとることが成長ホルモンをたくさん分泌させるカギとなります。

また、成人以降の人にとっては肌の新陳代謝やケガの修復など身体組織を再生するための作用のほか、脂肪の燃焼作用などがあります。

そのため、きちんと睡眠時間を確保して十分に眠ることが若さを維持して老化を防ぐことにもつながるのです。

ストレス解消効果

ストレスに弱くなっていると感じるときは、脳や神経に疲れが溜まっている現れともいえます。

また、不安を感じたりイライラしたりするのは、自律神経のうちの交感神経が優位になり身体が過度の緊張状態になっていると考えられます。

ストレスが適切に解消されずに溜まっていくと、寝つきが悪くなったり不眠などの睡眠障害を発症したりすることにもなるのです。

睡眠は疲れた脳や神経を休ませたり鎮めたりしてスッキリさせることができるので、とても有効なストレス解消手段といえるでしょう。

免疫力を高める効果

睡眠中には成長ホルモンが盛んに分泌され、身体組織の修復や再生・古くなり不要となった細胞の代謝がおこなわれています。

また、寝ている間に骨髄では赤血球や白血球・リンパ液などが作り出されて血行が促され、本来身体に備わっている病気への抵抗力や免疫力を向上させる効果も期待できます。

記憶を整理して定着させる働きや学習能力が向上する

人の脳は、その日起きたことや学習したことを睡眠中に整理して、その中から覚えておく必要のある情報を記憶として定着させる働きがあると考えられています。

なお、この働きはノンレム睡眠時におこなわれます。

就寝直後から3時間くらいの特に深い眠りをノンレム睡眠といいますが、記憶を脳に刻んだり試験などで学習効果を発揮したりするには、少なくとも3時間以上の睡眠が要るとされています。

そのため、睡眠をしっかりとって十分休ませることが脳の働きを向上させることにつながるのです。

質のよい睡眠を効率よくとるには

現代人は子供も大人も忙しく、十分な睡眠をとる時間が確保できていない場合が増えています。

そこで、限られた時間を効率よく眠るには、短くても質のよい睡眠時間を確保できるようにする必要があります。

睡眠の質をよくするために意識したいことは、「神経を休ませる」ことです。

寝る直前まで強い光を放つパソコンやスマホを操作したり、明るすぎる照明を浴びたりなど交感神経を刺激することは避けましょう。

また、就寝の30分から1時間前までにぬるめの湯船にゆっくり浸かって入浴を済ませておき、寝る準備を整えておくことも大切です。

さらに、鎮静作用のあるハーブティーを飲んだりアロマを焚いたりなど、香りの力でリラックスすることもよいでしょう。

心身のリラックスを促す副交感神経を活発に働かせることは、寝つきのよさと深い眠りに非常に有効です。

就寝後の最初の3時間を特にぐっすり眠れるように工夫して、睡眠から得られる効果を十分に受け取って下さいね。

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