
最近安眠できていますか?
やっとやってきた週末だからゆっくり眠りたいのになかなか寝付けない。明日に備えて早く眠りたいのに全然眠くならない。思うように安眠を得られなくて困っていませんか?
夜に安眠することができないと、昼間の活動にも影響が出てきてしまいますよね。仕事をもっと頑張りたいのに上手く力が出なかったり、頭がぼーっとしてしまって集中できなかったり。毎日楽しくいきいき活動するためにも、ぐっすり眠れる安眠を手に入れたいですね。
この記事では安眠の手助けになるアミノ酸のうちの一つ、グリシンを紹介をいたします。
グリシンは安眠に効果のあるアミノ酸です
グリシンという成分はご存知でしょうか?人間の体の約2割はたんぱく質でできています。たんぱく質は体の筋肉や髪の毛、爪などを新しくつくるうえで欠かせないものとなっています。そしてたんぱく質はアミノ酸がいくつか集まって合成されます。
グリシンはアミノ酸のうちの一つです。そしてグリシンは自分の体内でつくりだすことができない非必須アミノ酸になるので、食品など外から取り入れる必要があります。
グリシンには安眠に効果があります。グリシンを摂っていると熟睡しやすくなり、朝起きた時の疲れの取れ具合が良く、昼間も眠気に襲われることなく活発に働くことができます。さらに血行が良くなるので、夜眠るときに眠る状態を整えるための深部体温が下がっていく手助けになります。神経の興奮を抑える働きを他の神経細胞にも伝えることができ、眠るために必要な、体を落ち着かせてくれる効果があります。
夜ぐっすり安眠することができて、朝の目覚めもすっきりする、睡眠に効果抜群のアミノ酸になります。
グリシンはこんな食品から摂ることができます
それではグリシンはどのような食品に多く含まれているのでしょうか。
グリシンが多く入っている食品の特徴として、たんぱく質が多く含まれている食品にグリシンも多く含まれています。
くるまえび、ウニ、ホタテ貝、牛肉、豚肉、アーモンド、鶏肉、ずわい蟹などに多くグリシンは含まれています。主に魚介類や肉類にグリシンは多く含まれています。なのでしっかりと魚介類や肉類の入っているおかずを毎日食べるのが良いですね。
そして気をつけて欲しいのが、なるべくグリシンは夜眠る前に取り入れてほしいということです。夕食に魚介類や肉類を取り入れてみたり、もし夕食からグリシンを摂取するのが難しそうであればサポリメントを利用することもおすすめします。夜の睡眠をサポートするためにグリシンは必要になるので、なるべく眠る前にグリシンを摂る習慣をつけてほしいです。
グリシンのほかにトリプトファンというアミノ酸も睡眠には有効な成分です。トリプトファンは乳製品や豆製品に多く含まれているので、眠る前にホットミルクや豆乳を飲むことも安眠には効果的ですよ。温かい飲み物を眠る前に飲むと体も温かくなるので、深部体温を下げやすくなります。こちらは取り入れやすいかと思うので、ぜひ気軽に試してみてくださいね。
毎日自分の食べている食品にちょっとだけでも気を遣って、生活全体の助けになってくれる安眠をぜひ手に入れてくださいね。