不眠治療は睡眠薬だけじゃない!安眠したい方にお勧めの漢方3選

睡眠薬による安眠の特徴

夜どうしても眠れなかったり、朝早く起き過ぎたり、途中で繰り返し目が覚めたりと睡眠の悩みは多岐に渡ります。このような症状で安眠できなくなると、多くの方が心療内科を受診して睡眠薬の処方を受けます。睡眠薬は安眠が起こるときに関わってくる脳内物質を調整する役割を持っており、不眠症に直接作用する医療品です。
症状に対する直接のケアで深刻な不眠症にも対応しやすく、服薬すれば安眠できる方は多いですが、睡眠薬はだるさといった副作用が出ることも非常によく見られます。

漢方と睡眠薬の違い

クリニックによっては、睡眠薬ではなく漢方を安眠のために処方したり、睡眠薬と漢方を組み合わせて安眠のために処方したりするところがあります。特に前者のような漢方単独の処方の場合、あまり効果を感じられないという方が少なくないですが、それが実は漢方のメリットの一つでもあります。
漢方は体の自然治癒力を引き出して症状に働きかける役割があるもので、東洋医学をベースに、化学物質ではなく薬草など自然のものから抽出した成分を含んでいます。そのため、睡眠薬のように即効性を感じることは難しいですが、長期的に継続して服用することで、副作用を最小限にしながら安眠できるようになってきます。

不安で安眠できない日々には大柴胡湯!

ストレスや大きな悩み・不安で眠れない日々が続いている方は、漢方を扱っている心療内科に行くと大柴胡湯(だいさいことう)と呼ばれるものを処方されることが多いです。
もともとは消火器系の症状に対して使われていたこの漢方は、ストレスにも効果があると分かっており、現在安眠を得たい患者に対して処方されることが増えています。特に大きな体格の人によく効くというデータもあり、男性の不眠症に対して漢方を使う際に有力候補となる一つです。

三黄瀉心湯で安眠のために興奮を静めよう

三黄瀉心湯(さんおうしゃしんとう)という漢方は、寝つきが悪い方に処方されることの多い漢方の一種です。興奮を静める作用が三黄瀉心湯にはあり、その適用範囲は精神的な興奮だけでなく、高血圧や吐血に対しても使われることがあります。
正確に言うと、興奮だけでなくプラスの状態にある心身を落ち着かせる作用があるため、炎症などストレス以外のことで安眠が妨害されている方にも処方されることがあります。

気の流れを変える半夏厚朴湯という漢方

安眠に役立つ漢方の一つに半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)というものがあり、東洋医学に特有の「気」に注目した漢方に分類されます。気は体のエネルギーを発するためのコアのようなものと考えられており、それが体中を巡っているという考えが東洋医学にはあります。この気が何らかの理由で乱れると、安眠できなくなる症状が現れます。
半夏厚朴湯は特に、気の流れで非常に重視される喉の違和感を緩和するために使われます。ストレスで息がしづらく感じられたり、喉に異物感があって安眠できなかったりするという方に対し、半夏厚朴湯が処方されるケースが多いです。

漢方を専門とする医療機関で処方を!

安眠用の漢方はサプリメントとしてや個人輸入で買うことができますが、特に輸入品は作用が強く、自己流で使ってしまうと逆効果なことがあります。漢方は西洋の睡眠薬に比べるとかなり服用にコツがいるものなので、漢方を使って安眠したい方は東洋医学を扱うクリニックを受診しましょう。

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