
みなさんは、寝る時アイマスクをつけておられるでしょうか?
つけておられない方は、まわりにつけている人がいたり、つけて寝ている人を見たことがあるでしょうか?
今回は、アイマスクが眠りに与える影響についてお話ししたいと思います。
アイマスクをつけて寝ると効果的な場合
まず、アイマスクは何のためにあるのか?アイマスクは何の目的でつけるものなのか?というところから。
アイマスクを着ける目的のうち、最も大きなものとしては「光の遮断」があります。
よほどのことがない限り、アイマスクは光をさえぎってくれます。
人間は強い光の刺激を受けると眠れなくなりますので、これを防ぐことができるわけです。
目をつむるだけでは光が漏れてしまうことがあるので、アイマスクで万全を期すということです。
これを踏まえると、まずアイマスクをつけて寝るのが有効なのは、
・昼間
ということになります。日光の下でも、その刺激を受けることなく眠れるということです。
昼寝で確実に疲れを取りたい場合や、夜勤明けでどうしても昼間寝なければならない場合には重宝するでしょう。
またアイマスクは、睡眠の際に邪魔なものをさえぎることによって睡眠を体全体から促していき、熟睡へと導く効果があります。つまり寝付きが格段によくなります。
これは睡眠時間を問わず有効なので、
・短時間の睡眠
においてもアイマスクは大きな威力を発揮します。なかなか睡眠時間が取れない人にはオススメです。
睡眠時間が短いとなかなか快眠できずストレスになってしまうこともありますが、アイマスクならそれも解消してくれます。
正しくアイマスクを活用した時は、寝覚めも非常によく、集中力もつくことが確認されています。
アイマスクをつけて寝ると逆効果な場合
ただ、アイマスクも使い方が悪いと効果が出ないようです。
まず、着けるアイマスクの形状には気をつけた方がよいです。
・耳に引っ掛けてつけるタイプのアイマスク
は、耳が痛くなり眠れなくなることが多いようなので、避けた方がよいようです。そうではなく、ヘアバンド型のものを選ぶとよいようです。
ただ、ヘアバンドのものでも、あまり締め付けの強すぎるものはやはり痛くなり眠れなくなってしまうので意味がありません。自分の頭のサイズに合ったものを選ぶようにしましょう。
また、通常の睡眠の時のアイマスクも注意が必要です。最初は効果がてきめんに出ますが、
・徐々に慣れてしまい、効果が薄れる
のです。
ですので、ここぞという時以外には、寝る時にアイマスクを着けない方がよいかもしれません。
最後に
どのような「よい眠り」のための対策も、やり方次第では「薬」にも「毒」にもなるということですね。
特に寝る時の耳栓やアイマスクといった装着具を着けて寝るのは、使い方を間違えなければこれでもかというほど威力を発揮しますが、間違った使い方は逆に眠れない原因になってしまいかねないわけですね。
「よい眠り」を実現するためには、そこへ向かっていくための正しい方法を綿密に調べ深く理解し、決して誤った方法で寝たりしないということが、どのような対策をとるにしても大事です。
それではみなさん、アイマスクを正しく使ってよい眠りを!